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Galaxy Z Fold3 5G SC-55Bを購入したので使ってみる その2

先月9月にドコモのキャンペーンを利用して、お返しプログラムでの購入をした「Galaxy Z Fold3」ですが、約一か月ちょっと経ちました。意識的に使用する場面を日常で増やしてきましたが、何となく使用感をまとめておこうと思います。

一か月過ぎて使っていると、いろいろと見えてくることも多くて、これからさらにこの手の「折り畳みスマホ」は成熟していくんだろうと思います。実際タブレットとスマホの二台持ちとどっちが便利ですか?という点も、個人差が大きく、よく動画配信サイトにあるレビュー的な話も、個人差でしかないと思います。

まず自分で使ってみて、良いと思えるのはやはり「コンテンツの消費が進む」ということです。通勤の往復電車で主にアマプラの映画を見ていましたが、画面の大きさはやはりスマホの比でなく、非常に見やすいです。折りたたんだ状態では微妙ですが、電車内で座って画面を広げたときは使って正解と思わせます。
Kindleなども画面が大きく、漫画なども通常は10インチクラスのタブレットのほうが見やすく、自分もTab S7で見ることのほうが多かったのですが、この機種を入手してからは、移動中はFold3で見ることのほうが増えています。
これは取り回しという点での違いです。
基本性能の高さもあるので、処理にもたつくこともなく、一般的な操作については支障なく使うことができるので、このあたりの不満もありません。

カメラに関しては、光学2倍望遠までは使え、最大倍率は10倍。正直2倍以上はおまけです。特に高倍率にした時の画僧の粗さはかなりのもの。
ただ通常の撮影や広角に関しては、さすがサムスンと思わせる作りなので、日常的な撮影に支障はありません。
写真は先日行った秩父宮ラグビー場で撮影しています。

通常の撮影
2倍望遠 スマホなどで見る分には十分きれいです。
10倍望遠 拡大すると油絵の具みたいなのっぺりした粗さが目立ちます。

Sペンは使う気がないです。
そもそも自分が持っているTab S7でSペンは十分に機能しているので、わざわざ画面に支障が出やすい機種で使う理由もなくということです。

さて、、、、逆を言うとこのくらいしか、おおーという新鮮さが思ったほどなかったです。
むしろ日常的に使うときは、閉じているときのサブディスプレイのサイズに不満を感じることのほうが圧倒的に多い。
とにかく狭い、これにつきます。
この横幅の狭さで文字入力だの、やれないよって話。
フリックならまだしもキーボード入力とかすると、もう面倒でしかない。
開いても文字入力は片手では当然できませんし、両手で挟み込むようにして使うことになります。

一か月と少し使ってみると、使用者の状況がどこに重点当たるかで変わります。コンテンツ消費を中心として、閲覧用というイメージが強いなら、大正解の機種。このサイズに大きな画面に切り替えられるメリットはなかなかない。自分もプロレスや競馬の中継を見るのにも、ほんとに楽だと感じました。大きい画面は正義です。
逆にSNSだったり、サブディスプレイでの利用が中心、写真撮影をするなら、素直にS22 Ultraにするべきです。サブディスプレイは通常のスマホとしての利用には、向いていない。所謂「サブ」です。

最近出た「Fold4」はサブディスプレイの比率が変わって、ややXperia寄りになったこと、カメラが光学3倍望遠で、実質30倍まではいけるという話なので、このあたりのスペック強化は良いなと思います。
24万円という値段もありますが、良い方向に修正したなあという感想です。

重さは気にならなくなりました。通勤時にジャケットの内ポケットに入れて、BluetoothヘッドフォンでYouTubeMusicを聞いています。レスポンスも早くて、この辺りはさすがサムソンという感じです。

正直、お返しプログラムのこの値段だから、いろいろな部分に許せているというか、妥協できている部分が大きいです。正直24万円ならiPad miniとS22 Ultraのほうが便利というか個々の機種の性能の高さが圧倒的に上で、Fold3単独では歯が立たないです。
サイズ感ならMi Mix Fold2のほうが上で、カメラならVivoのほうが良いくらい。OppoのFind N2がどの程度ブラッシュアップされるかわかりませんが、国内での正規ルートはないわけですし、特にディスプレイ破損の危険性が付きまとうこの折り畳み機種は、国内版を購入が良いかと思います。

使い続けるか、、、、早めに返却という選択もあるのですが、もう少し使っていこうと思います。

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