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進捗報告と、本の内容のふりかえりを。

こんにちは!あの風公式noteです☺️
2021年最初の投稿となりますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

昨年の出版をかけたクラウドファンディングでは多くの方に支えていただき、「あの風」は昨年末から左右社さんと本の編集作業を進めております。
今月は、出揃った原稿の最終確認をしています。

改めて本の内容を紹介させていただきますね(*˙˘˙*)ஐ

第1章は参加者26名の代表作が並ぶ章です。
作り手の皆さんの、一番思い入れのある作品がドーンと並びます。
またそれぞれの短歌から、イラストレーターの西淑さんがイメージを起こしてくださり、26枚の素敵なオリジナルイラストも並びます。西淑さんの独創的な世界観がとても素敵で、短歌集が初めての方でも特に楽しんでいただける章ではないかと感じています。
個人的には西淑さんの「白鳥」と「星」のモチーフが前からとても好きで、今回のイラストにも取り入れてくれたのがとても嬉しい!
イラストともに、参加者一人ひとりの作品をじっくり楽しんでいただけたら幸いです。

第2章は連作の章です。
こちらは岡野先生のレッスンを通じ、今まで制作した全ての短歌から左右社さんが選んだ力作が並びます。
告知の辛さや、入院生活での思い、日々の生活への愛おしさや、クスッと笑えるサバイバーあるある短歌まで。この章を通じ、サバイバーの体験や心情を身近に感じていただけるのではと思います。
サバイバーはもちろん、がん以外で闘病中の方々にもきっと励みになる歌があるのではと思いますので、ぜひあなたのお気に入りの歌を見つけてみてください。

第3章はサバイバーストーリーの章です。
こちらでは15名の経験談を紹介しています。
それぞれのサバイバーとしての忘れられない情景と、サバイバー短歌を詠んだ背景を綴ってもらいました。
AYA世代を中心とした様々ながん種の方が参加されているので、サバイバーの方に「わたしは一人じゃないんだ」と感じていただけたら良いなと思います。

(そして最後には、岡野先生がこの本のために執筆された章もあるとか?!どうぞお楽しみに。)


このような内容で、今月末の校了を目指し順調に進めています。
作り手はもちろん、左右社さんや岡野さんをはじめ、たくさんの方のアイデアや想いが詰まった特別な一冊ですので、最後まで運営メンバーも頑張っていこうと思います!

3月には、この本が本屋さんに並び、参加者や支援者の皆さんにはお手元にお届けできることと思いますのでどうぞお楽しみに。

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