1円玉って浮いたよね
最近釣り銭をもらうと、発行年が令和とか平成31年の硬貨ないかなぁと確認している。別にめずらしくはないんだろうけど見つけるとくじが当たった気分になる。新しい硬貨だけでなく古い硬貨もおもしろい。お金というのは意味を剥奪したただの数字だと言われるけど、この硬貨はぼくが生まれる前からいろいろな人の手を渡り歩いてきたのだと思って眺めると、歴史やモノガタリを持っている気がしてくる。
それはただの前置きで。1円玉を見ていたときに、そういえば1円玉って浮いたよね。とふと思い出した。小学生のころはこういうことを知ると楽しくて、浮かべて遊んでいた。
1円玉はアルミでできており、アルミの比重は2.7。水よりだいぶ重い。なので浮力だけでは浮かない。でも浮く。濡れないように水面に平行に静かに置くと表面張力が働いて浮くということらしい。1円玉の周りの水面が凹んでいる。しかし表面張力ってなんだ?
コップに水をなみなみと注いでるのは、失敗して沈んだ1円玉を見て、ジョジョのダービー・ザ・ギャンブラーのシーンを思い出したから。
遊んでたらまた別のことを思い出した。
100円玉の0の部分にビール瓶立ったよね。連想ゲームのようだ。数十年ぶりのチャレンジ。思いのほか集中力が必要でちょっと楽しい。
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