バルセロナ観光 入場料と事前予約
コロナ後、再び観光客が押し寄せているスペイン・バルセロナ。
サグラダファミリアなどの有名どころはインターネットで事前に日時まで指定してチケットを購入しないと入場できないことが多いです。絶対に行きたい場所なのにチケットの予約がなくて入れないなんて、嫌ですね。短期の旅行で訪れる方はぜひ、事前にチケットを購入しておくことをお勧めします。
円安も重なり、サグラダファミリアの入場料がエレベーター込みだと一人五千円近くなるのは高すぎると思いますが、いざ、入ってみるとやはり、外からだけではわからない、ガウディの息吹が感じられます。
ちなみに、ガイド付きチケットだと割高ですが、直前でも余っていることがあるようです。SNSでときどき「チケットあります」と流れてきます。
サグラダファミリア教会、グエル公園は直前に購入するのは難しいことが多いようです。グエル邸、カサミラ、カサバトージョあたりはまだ狙いやすいかもしれませんが、行きたい場所があるのならば、事前購入は必須でしょう。
そんな中、バルセロナの中心から外れた場所にあるコロニアルグエル教会(上の写真)は、比較的良心的な値段でチケットも取りやすいです。その他のガウディ建築と比べると派手さはありませんが、のどかな田舎にある周囲の雰囲気などからも、市内中心部ではチケットが取れなかったけど、ガウディの建築を見たいという人にはお勧めです。
また、バルセロナに住民登録がある場合、いろいろな施設が市民割引で入場できるようです。ワーホリや留学生などでTIEカードを持っている場合、これを見せると入場料が安くなる場所が結構あります。
たとえば、ガウディと同時代の建築家モンタネールによるサンパウ病院。
こちらはTIEカードを見せてバルセロナ住民であることを証明すれば、ディスカウントがありました。
旧市街の大聖堂も屋上に上がるのは料金が入りますが、拝観料は無料でした。
オーバーツーリズモに反対する住民も多く、観光客との共存を図るため、住民との差異化を行うことで摩擦を和らげようとしているのかもしれません。
日本も同じような問題が起こってきています。住民との料金の差別化を図ることを導入している場合もあるようです。
観光地ではオーバーツーリズモが問題になっています。
コロナで大打撃を受けた観光業の人(飲食や宿泊業)にとっては、ありがたい観光ブームかもしれませんが、住民との共存をどうしていくのか、落とし所が難しい問題ですね。