#36 命日
21日は、主人の命日でした
早いもので、60歳で逝ってから、もう14年になります。
19日は、私の誕生日でした。
70歳の古希です。主人より、10年長生きしました。
私の誕生日に、心肺停止状態になり、救急車で運ばれて、21日まで、
とても長い長い時間でした。
救急講習に何回か参加していたにも拘らず、まるで役に立ちませんでした。
娘が、電話してくれて、心臓マッサージをするように言われ、
それから、はっと気が付いてやる始末でした。
駆けつけた救急隊員は、もう硬直してるから駄目だと、
私は、たった今なんですと懇願し、
車の中でも、病院についてからもずっと、マッサージを続けてくれました。
なん十分も、やっていただき、漸く、動き出したようでした。
しかし、元に戻ることは無く、逝ってしまいました。
マッサージをかなりやったので、肋骨とかも酷い状態になっているから、
生きるのも大変といったようなお話でした。
少しでも長生きしてくれれば、助かる為の新薬とか方法が発見されるかもしれないと提案したのでしたが。
地震が起きた時の行動で、こうすれば助かったはずだとか、裁判になった事がありましたが、突発的な大きな事で、どれほどの人たちが、冷静に対応できるのでしょうか?
今、コロナウイルスが怖い! ワクチンで防ごうと言われていますが、何の自覚症状もなく、健康そのものの人が、まだ治験中の、重篤者や死人の多く出ている危ないワクチンをなぜ打とうと、思うのでしょうか?
主人の病気により、いろいろ考える機会が与えられました。
食べるものを変えたり、畑を始めたり、ペーパードライバーから脱却したり。
お陰様で、今、コロナに怯える事無く、自然栽培で野菜作りをやり、車も使えて、野菜をお届けしたり、道具類を運んだり、自然栽培に賛同する仲間も増え、腰を痛めて体操教室に通っていますが、車で行けてます。
普通の生活が当たり前と思っているけれど、普通に生きるという事が本当は、奇跡なのだと誰かが言っていました。
本当にそう思います。いつ、どこで、どうなるかは誰もわからない。だから、いつどうなってもいいように、後悔しないように生きようと思っています。かといって、いつも精いっぱい生きるというのは大変!元々、怠惰な私の事、そうはいかない。ゆったり、のんびり生きるけど、娘との生活なので、娘第一に考えて動いています。
2021.12.26