マレーシアのインターナショナルスクール選び①

教育移住するにあたり、誰しも悩むのがこの学校選びだと思います。
マレーシアは、学校、学び方の選択肢がとても多いですが、日本から教育移住するほとんどの方は子供をインターナショナルスクールに入学させることになるかと思います。
我が家もそうなる予定で、現在インターナショナルスクールの検討真っ只中です。

しかしながら、当たり前ですが悩む悩む悩む...
当然いいなと思うところは学費が高く、3人子供がいる我が家はいわゆる有名校には通わせることはできないので、決めきれることができない状況にいます。
ただ、そんな中でもいくつか学校選びの軸ができてきて、何校かに絞れてきたかなと思うので、こちらのnoteで学校の検討の様子を包み隠さず記録したいなと思います。(なので今後の状況によっては大幅に変わる可能性もありますw)

このnoteでは、まず選ぶ前の心構えを書きたいと思います。
”選ぶ前”と書きましたが、正直私の場合色々と調べた末に行きついた結論に近いものになります。

1.いきなり”正解”の学校を探そうと思わないこと
2.子供にどういった教育を受けさせたいかじっくり考えること
3.どの学校も一長一短なので、最終的には実際に見て決める必要があること

順番に詳しく書いていきたいと思います。

1.いきなり”正解”の学校を探そうと思わないこと

マレーシアのインターナショナルスクールは転校が当たり前だそうです。もちろん初めの学校に合えばそれが一番なのかもしれませんが、合わなければ転校すればいいと気楽に考えることにしました。
初めは子供たちにとって最適な学校を絶対探してあげたいと意気込んでいましたが、特にコロナ禍の今行動が制限される中で正解をはじめから見つけるのは非常に難しいかと思います。
そして子供に合うかどうかは実際に通ってみないとわかりません。いくら親が事前に情報収集したところで、本当に合うかどうかは子供次第。
合わなければ転校すればいいと思えば気持ちが楽になります。

転校すればいいといっても、、、、
2点ほど疑問に思われる(私も疑問に思った)ことを記載します。

①転校することにペナルティはあるの?
多くの学校が転校する場合は一学期前に申し出る必要があるそうです。(もちろん学校に寄ります)急な転校は可能ですが、その場合一学期分の学費は戻ってこないので、それでもよければという話になるようです。
そしてもちろん入学金は学校が変わるたびに必要になるので、その分もかかってきます。ある程度金銭的な無駄は覚悟しないといけないようです。

②兄弟が違う学校に行くことはあるの?
やはりその子供に合った学校を選びたいですが、兄弟姉妹で性格が違うと当然学校も変わってくるのではと思いました。実際に兄弟姉妹で学校が違う例もあるそうです。ただ、学校との事務的なやりとりが倍(以上)になること、休みがずれることは覚悟しないといけないですね。

2.子供にどういった教育を受けさせたいかじっくり考えること

正直主人からマレーシア移住の話を持ち掛けられるまでは、教育の選択肢がこんなにあるとは思いませんでした。
日本にいれば、義務教育で近所の小学校に行くことが当たり前と思っていました。(特に私は田舎に住んでいるので)
もちろん、私立の学校やインターナショナルスクールもあるにはありますが、自分がずっと市立、公立、国立できたというのもあってわざわざ高額なお金を出してまでそういった学校に通わせようとは考えもしませんでした。

マレーシアの学校は本当に多様化しています。
最近読んだ野澤恭子さんの著書  にも書かれていますが、マレーシアでは日本人学校、地元の学校、インターナショナルスクール(イギリス式、IB式、アメリカ式、オーストラリア式、シンガポール式)、ホームスクールなど、本当に多種多様です。

しかし多様化しているからこそ、その中でどの学校に通えばいいのか迷います。その時に、まずは子供に将来どういった力を身に着けてもらいたいのか、どういった教育を受けさせたいのかをじっくり考える必要があると感じました。
実際いきなり各学校を見てしまうと、そのファシリティや欧米人比率などに目がいってしまいます。(とはいっても紹介動画はたくさんあるので、ついつい見てしまうのが実状ですが)

発言力のある子どもにしたい、ゆったりとした雰囲気の中学習させたい、たくさんの経験をさせたい、日本に戻ってくることも考えて日本の教育に近い学校で学ばせたい、IT(STEAM)教育に力を入れているところで学ばせたい、きちんとした英語の発音を身につけさせたいなど...

求めるものは多いと思いますが、できるだけ一つ、できなければ二つだけ重要視したいポイントを決めた方がいいかと思います。次の3でも書きますが、やはりどのインターナショナルスクールも一長一短、メリットデメリット共にあるかと思います。その中で選ぶためには、ここは譲れないという軸をもっておくのは重要だと思いました。

3.どの学校も一長一短なので、最終的には実際に見て決める必要があること

我が家も今現在一校に決めきれていない状況です。
多くの方がそうするように、最終的には実際に行って学校の雰囲気、職員や学生の様子を見て決める必要があると思っています。
コロナ禍の状況で厳しいかもしれませんが、我が家は夫だけでも移住する前に現地で見学させてもらって最終的には決めたいと考えています。
相談したエージェントさんにも、2、3校に絞って現地視察して決めたらどうかと言われました。

以上、選ぶ前の心構えについて書きました。
ご存知の方にとっては当たり前の内容にはなりますが、ぜひ特に2の項目に関してはご家族でじっくり話し合われることをお勧めします。

次のnoteでは、現在の検討状況について書きたいと思います。


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