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優待クロス マクドナルド 信用売り残で見る長期保有条件追加の影響

はじめに

前回、以下のような記事を書きました。

こちらは、私の感覚で書いた記事なのですが、今回は具体的に数値で確認していきたいと思います。

前回の記事よりは、根拠があるかな?🤣

で、今期(2024年6月)から、長期保有条件が追加されたマクドナルドについて、信用売り残の株数を確認しながら、取引の状況がどう変化したのか考察してみます。

それでは、レッツゴ!


信用売り残とは


まず、「信用売り残」とは何か? について、説明します。
こういうのは 生成AIにお任せです。😅


Q.  信用売り残とは何か、簡潔に説明してください。

A. 「信用売り残」とは、信用取引において、まだ決済されていない空売りのポジションのことを指します1

具体的には、投資家が株を借りて売り、その後価格が下がったら買い戻して利益を得る操作を行った際、その売りポジションが未だに決済されずに残っている状態を指します。

信用売り残高は、株式の売り買いの需要を読み取り、取引のタイミングを探る際の指標として活用されることもあります。


はい、copilotさん、今回もありがとうございました。🙇‍♂️

信用売り残 ⇒ 未決済の空売りポジションの残数 ですね。

これには、制度信用の売りだけではなく、一般信用の売り も含まれています。

これを踏まえて、考察を行っていきます。


マクドナルドの優待取得条件


それでは、マクドナルドの株主優待とその取得条件についてみていきます。

まず、優待内容です。

マクドナルドHPより

バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品お引換券が6枚ずつで1冊。

これまでは、継続保有期間にかかわらず、100株以上の株主に対し、株数に応じて優待がもらえていました。

しかし、昨年末(2023年12月)に、条件が変更となりました。

マクドナルドHPより
マクドナルドHPより

1年以上継続して株を保有しないと、優待がもらえないことになりました。

ただし、移行期間は、条件が少し緩和されます。

マクドナルドHPより

つまり、昨年末(2023年12月)から、100株以上保有を続けていれば、半年ごとに途切れることなく優待がもらえることになります。

優待クロスの場合は、
昨年末もクロス取引を行っており、かつ、昨年末から1株以上株式を保有し続けている場合は、
おそらく、今期(2024年6月)もクロス取引により、優待がもらえる可能性が高いと思われます。(わかんないけど😅)

ただし、今期(2024年6月)から、マクドナルドの優待クロスをしたい! と思った場合は、1株以上の株式を保有したうえで、
今期(2024年6月)と来期(2024年12月)にクロスするけど優待はもらえない、いわゆる空クロスを行う必要があります。

つまり、その次の2025年6月にクロスをして、初めて優待がもらえるようになります。

今から行動を起こして、来年6月にクロスし、来年9月にやっと初優待が届くということですね。

優待クロス初心者にとっては、かなり辛抱強さが求められるため、ハードルはかなり高めです。

まあ、私のように長年優待クロスをやっていると、これくらいの時間はあっという間に感じちゃうのですが。。😓

また、これまでマクドナルドの優待クロスをやっていた方も、長期保有条件を満たす方法を知らなかったり、知っていても、そこまでしてクロスしないという方もいそうです。

次は、この長期保有条件で、取引状況が実際にどのように変わったのかを、信用売り残の推移を見ることで考察していきます。


信用売り残の推移の比較


上でも述べましたが、信用売り残には、一般信用売りも含まれています。

下の表は、昨年(2023年)5~6月のマクドナルドの信用売り残の推移です。

株探のHPより 2023年

6/16時点の売り残は、約653万株です。
もちろん、普通に空売りを行っている分も含まれますが、大部分が優待クロスの一般信用売りだと推察されます。

では、今年(2024年)5~6月はどうなのか? 

株探のHPより 2024年

同じくらいの時期 6/14時点で、売り残は約339万株です。

昨年と比較すると、約半分になっています。

この日以前の売り残を比較しても、明らかに減っていますね。

で、執筆時点(2024年6月20日21時くらい)でも、余裕で一般信用売りを確保できる状態です。

まあ、筆者はこの1週間くらい前に、早々に確保したのですが😓、権利月最終日まで残り1週間くらいでも、余裕で取れる状態!!😮😮

競争はかなり緩和していることが分かります。

考察


マクドナルドの長期保有条件新設が発表されたときは、ベテラン優待クロッサーの間では、
 条件が緩すぎて、意味が無いのでは?
との意見が上がっていました。

確かに私もそう思ったのですが、見ていただいた通り、6月中旬時点では、クロス参加者がほぼ半減です。

最終的にどうなるのかは、この後の推移まで見ないと分からないわけですが、少なくともマクドナルドHDとしては、クロス対策がある程度、功を奏したと言えそうですね。

なので、このまま、これくらいの条件で優待を継続してほしい。🤣🤣


今後のマクドナルドの優待クロスがどうなるかですが、
新規参入のハードルが高いことと、
元々日興証券に在庫が大量にあることなどを考慮すると、
あまり競争の激化は起こらないのではないか? と考えています。

ただし、長期保有条件を継続するためには、毎回必ずクロスを行う必要があるので、取り逃しは避けたいところ。

なので、コストを安くするため、皆さんそれぞれ、
これまでよりもちょっとだけ取得時期を遅らせる
なんて作戦でもいいかもしれませんね。

あるいは、制度信用で行っちゃう?
私は制度信用はほとんど使ったことが無いので、あまりこの辺は言及できません。。

締め

はい、ということで、ここまでお送りしてきましたが、
今回は、ちゃんとした数字を見たうえで考察してきました。

マクドナルドを昨年以前からクロスしていて、単株も保有しているよ!
という方にとっては、競争緩和によりクロスがやり易い環境になったかもしれません。

これからマクドナルドのクロスを始めたい方には、少し辛抱が要りますが、
どうしても欲しい方で、気長に考えられる方であれば、時間はかかりますが、やりやすい銘柄になると思います。

私の同僚も、マクドナルド大好きです。😅


ということで、この件に関しては、引き続き、追跡調査を行っていきたいと考えています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
感謝😌

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