下落相場時 冷静な判断とは?
はじめに
いや~、先週から今週にかけて、とんでもない相場でしたね~。
今回は、下落相場の時によく言われる冷静な判断について、私なりに考えていきたいと思います。
相場の推移
2024年、記録的な猛暑の夏。
相場の変動も記録的となりました。
日経平均は、8月2日(金)に、2,000円を超える大幅な下落を記録しましたが、週明け5日(月)には、さらに4,000円を超える下落となり、1日の下落幅は、1987年に発生したブラックマンデーを超え、過去最大となりました。
しかし、その翌日の6日(火)には、前日の終値から3,000円以上の上昇となり、これまた、過去最大の上昇幅を記録しました。
本当にとんでもない週になりましたね。😅
皆さんは、どのように対応されましたか?
この値動きは、投資のベテランであっても、まあ、多少なりとも心がざわついたことと思います。
私の対応
私が先週と今週、どのように対応したかというと、以下の通りです。
・持ち株や投資信託は、完全放置
・SBI日本高配当株式(分配)ファンドを新規購入
当たり前ですが、持ち株や投資信託は、すべて被弾してます。🤣
特に、S&P500などの米国の資産は、株安と円高のWパンチで大きく減っています。
それでも、放置!
で、今回の下落で、高配当の投資信託を買ってみました。
つまり、全体として、今回の下落相場で私の起こした行動は、「買い」ということになります。
この理由について、説明していきます。
私の対応の理由
まず、今回の下落で、持ち株や投資信託を売らずに完全放置した件ですが、もちろん、長期投資として見ているからです。
また、1日の下落幅は記録的ですが、もう少し時間軸を広げてみると、歴史的に見ても、そんなに大きな下落ではありません。
仮に歴史的だったとしても、売りませんが。。
株や投資信託は、現物で持っているので、強制決済などとは無縁です。
私が、これらを売るときは、資産の切り崩しのフェーズに入った時と決めています。
株価の下落を理由に売ることはありません。
また、高配当の投資信託を新規に購入した理由ですが、それは、
「安くなったから」
です。
以上です。お疲れっした~😅
SBI日本高配当株式(分配)ファンドは、8月2日の日経2,000円以上の下げで、1発目を購入。
月曜日の4,000円以上の下げで2発目を購入しました。
特にこの月曜日の下げで買えたのは本当にラッキーでした。
今のところ、スパイク状の大底ですね。😆
で、なぜこのファンドを選んだのかですが、
・日経平均が米国株よりも下げていたこと
・配当金が欲しかったこと(100万円/年 を目指してます😁)
・個別の高配当株も考えたけど、なんかもう色々考えるのが面倒くさかったので、もうこのお弁当パックでいいやってなったこと (THE ズボラ投資😅)
もちろん、さらなる株価の下落・安値更新の可能性はありますが、このように買い増しできたのは、冷静に判断できたからだと思います。
次は、具体的に冷静な判断ってどういうことかを考えていきたいと思います。
下落相場時の冷静な判断とは?
もちろん、今の情勢、
・日銀が利上げして円高進行~ とか、
・米国の経済先行き不安~ とか、
・円キャリートレードの巻き戻しが~ とか、
ある程度は把握していますよ。
こんな情勢なら、株を買えるわけないという声もあるかと思います。
まず、持ち株や投資信託をホールドして放置したのは、
先にも述べましたが、長期投資として考えていて、売却は取り崩しのフェーズに入ってからと決めていること。
特に米国株は、リーマンショックやコロナショックなど、今以上の下落からでも必ず回復していること。
下落時に売るのが、一番損をするということを知っていること。
ということですね。
皆さん、長期のチャートを見て、大底で株を買えれば、どれだけ儲けただろうかと考えたこと、ありますよね!?
ありますよね~😁😁
私は★の数ほどあります。🤣
しかし、そういう時ってどういう時ですか??
株の下落だけの話ではなく、この世の終わりのような雰囲気ですよ。
コロナの時もそうでした。
もう、人類滅亡するんじゃないかという雰囲気さえありました。
そういう時なんですよね~。絶好の買い場!
下落する時は、何らかの不安があるから下がるわけです。
スーパーのバーゲンセールのように、お祭り騒ぎみたいで楽しげな雰囲気ではないんですよ😆
もちろん、どこまで下落するか? どこが底なのか? は、リアルタイムでは誰もわかりません。
短期トレードをするのであれば、トレンドはフレンド。
これからさらに落ちるのか?、反転上昇するのか? は重要です。
しかし、長期投資や高配当目的であれば、さらなる下落を心配したり、反転上昇を待つ必要ってありますか?
落ちるナイフ上等、如何に安く買えるのか? が何よりも重要と私は考えます。
「株は、感情どおりに売買すると、負けるようにできている。」
とテスタさんが言っていました。
当然です。
株価が上がっている時に、笑いながら買い、
株価が下がったら、恐怖で売る。
そりゃ、どう考えても損しますよね。
なので、感情に逆張りするのが株で利益を出すコツですね。
今回は、日経が2,000円以上落ちた後、さらに4,000円以上落ちました。
仮に、2,000円落ちた日に買ったら、さらに4,000円の下落を食らったことになりますが、2,000円の下落で買っても十分ではないですか?
だって、その前に、さらに高値で買っている人がたくさんいるんですよ!?
そういう人たちに比べたら、リスクの低い投資ができているわけです。
今回私が買った、高配当ファンドですが、高値から約25%落ちていました。
配当利回りの算出は難しいですが、仮に高値のときに4%だとしたら、今回の下落で5%以上になることになります。
もし仮に、日経が25,000円まで落ちたら、利回りどうなりますか?
すごいことになりますよね。
そうなったら大チャンス!
私は買い増し実行しますよ😆
冷静に判断するとは、そういうことです。
もちろん、日本全体の不景気で、配当金が減らされるリスクもありますが、各種数値を見ず、雰囲気でパニック売りをするより、はるかに合理的な判断になります。
逆にパニック売りをしてくれる人がいるので、あり得ない利回りで株を買えたりします。
市場価格は、我々が思っている以上に、適正価格ではなく偏っているのかもしれませんね。
そこが利益の源泉になるのですよね。
締め
はい、ということで、今回の下落相場について、私なりの考え方を書いてきました。
もちろん、投資スタイルによって、条件は変わってきますので、参考程度にしてくださいね。
今回買った投資信託、お宝ポジションになるといいな~😁
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
感謝😌
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