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【フランス人エンジニア⑤】キスがしたい彼

彼の家におじゃました。

自分の家みたいに好きにしてね、と。


コーヒーが飲みたい と言うと
僕が好きな子からもらったお菓子食べる?
と、私が初デートのときに彼にあげた
焼き菓子を満面の笑みで出してくれた。


ゔ、、、罪悪感、、、。


この罪悪感ってなんなんやろ

好意を持ってもらっても返せません💦ごめんなさい
っていうのと


これまでの2回のデートのときと
私のテンションが明らかに違うと自覚してるのに
笑えないことが申し訳ない
と思ってた。。


正直、違う人のことばっかり考えてたしね

映画を観ようと言っていたので
彼のコレクションの中から
天空の城ラピュタを選択。

理由は 私が観たことないから。

部屋を暗くする彼。

そういう雰囲気には
絶対にならない!と警戒する私。
ソファの端と端に座って距離を取る。


映画を観ながらちょいちょい私のことを見つめてくる彼。


目が合ったらキスしてくるのはわかっているので
絶対に彼のことは見ない私。

(なんの戦いやねん笑)


こっちへ来る?と自分の方に座らせようとする彼。

ううんと断る私。

彼、苦笑い。


ついに肩を抱いてきた。


手足が長いからソファの端に座っていても
手が届くねん!!

絶対に寄りかからない私。


ずっと肩を撫でてる


絶対ラピュタ観てないやろ


ラピュタ終わる。

早く電気を点けてーと思う私。

なかなか点けない彼。

スっとソファから立ち上がり
バックを持ち階段を降りようとする私。

やっと電気を点ける彼。

一階に行き、 コーヒーカップをキッチンへ運ぶ。

なぜかベットルームに行こうとする彼。


キッチンで粘る私に気付いた彼が
キッチンに戻ってきた。

『もう帰る』と言うと

「まだ帰らなくていいでしょう?」

『もう帰らないと』

「まだ早いでしょ 」(この時まだ15:30)

『じゃあ映画は観たし このあと何をするの?』


続く

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