見出し画像

たぶん今年最後になるであろう草堆肥を切り返しました

 先日積んだ草堆肥の続報です。

積み終えて2日後の内部温度です。順調に上がっていますね。
表面には成長の早い白カビ(糸状菌)が大量発生していて、立ち上がる蒸気がすごい。

 それから数日して温度が急激に下がってきました。たぶん白カビや枯草菌などによる好気発酵が急速に進んで、内部の水分がなくなって発酵が止まったのでしょう。

 下の図は牛糞など生の動物性資材を材料にして堆肥を作ったときの温度変化です。

ヤンマーHP 土づくりのススメ - 深掘!土づくり考 より転載。

 通常、植物由来の材料で作る草堆肥では、さすがにここまで温度は上がりませんが、今回は乾燥鶏糞などの窒素分の多い資材も多少は入っているので、かなり温度が上昇しますね。

 というわけで、先ずは一回目の切り返し作業です。

全体がカラカラになっていますので、切り返しながらたっぷり加水して積み直します。
翌日の内部温度です。再びまさかの60℃越え。www

 さあ。これでどうなる?と思っていたら、早くも4日後には内部温度が一気に20℃台まで下がりましたので、2度目の加水・切り返し作業です。

今回は表面に白カビは見当たりません。堆肥の中は高温性好気性の放線菌で真っ白でした。
翌朝の内部温度はまた50℃を越えて来ました。順調にセルロースを分解してね。

 

 温度計とにらめっこしながら様子を見て、
 もう1回は切り返しをしましょうかね。(^^)


この記事が参加している募集

サポートしていただけるとうれしいです。いただいたサポートはよりよい記事を書くために使わせていただきます!