延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に
かつて私の地元には、湖岸にある公園「奥びわスポーツの森」の池だったり、そのすぐ北にある「早崎内湖ビオトープ」だったりと、それはそれは見事な蓮の群生がありました。
私も毎年夏になるとカメラ担いで写真を撮りに行っていたものです。
ところが、奥びわスポーツの森の池の蓮も、早崎内湖ビオトープの蓮も2016年にそろって忽然とその姿を消しました。
この年は奇しくもタイミングを同じくして、草津市にある烏丸半島の国内最大級の蓮群生地も消滅。関西のマスコミでは蓮消滅の原因について専門家を交えて様々な憶測が飛び交ったものでした。
しかし、原因はとうとう分からず仕舞いでして、烏丸半島では観光資源である蓮を何とか回復させようと現在も涙ぐましい努力が行われていますが、全くといっていいほどその成果は上がっておりません。(^^;)
そして、これらの蓮の消滅に時を合わせるように、今度はすぐ近くの延勝寺地先のびわ湖岸で蓮の群生が勢いを増しました。最初はほんの数本だった蓮がその翌年あたりから徐々に勢力を拡大しまして、今ではこんなことになっています。www
あちらの蓮が消えたと思ったら、こちらでは爆増です。ここは波の静かなところでして、遠浅の湖底には泥が大量に堆積していますから、きっと蓮の好む環境だったに違いありません。
どうしてこんなことが繰り返し起こるのでしょうか?このことはずっと私の中で大きな謎です。
ま、そもそも植物は「自分の生育に適した環境でしか育たない」というのがセオリーですから、何らかの蓮にとって生きていけない要因が生じたとしか想像できません。
それが密集しすぎなのか、土壌の酸素不足なのか?はたまたザリガニやミドリガメの食害なのか?私には原因を特定することはできませんけれど、蓮が増えたのはその時のその場所の環境が蓮に適していたからで、蓮が突然絶えたのは適さなくなったからというシンプルな理由なのでしょうね。
みなさんはどうお考えでしょうか?(^^)
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