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びわ湖で光芒を撮る 光芒はどんな時に見えるのかな?

 北西の季節風が運んできた厚い雪雲が空を覆う冬の季節。びわ湖では時々太陽光が雲の切れ間から放射状に広がる「光芒」が見られます。

 光芒は薄明光線とも呼ばれ、これが見られるのは晴れていて太陽の光が雲の切れ間や森の木々の間(スリット)から差し込んできているときですが、そこへさらに次の2つの条件がそろうと光芒が出るんだそうです。
 ・湿度が高い(大気中の水分が多い)こと
 ・太陽の位置が低いこと

 つまり、雲に切れ目が入っているだけでは光芒は出現せず、その雲の切れ目の下に水蒸気よりもずっと小さな水滴がたくさん浮遊しているエアロゾル状態になった空間があって、そこを光が通ると光が散乱して見えるというわけで、この光の散乱現象を「チンダル現象」と言うそうです。

うーん。ちょっと難しい話になってきましたが、ようするに大気中の小さな水滴に当たった光が散乱して光の筋が見えるってことですね。

続きます。(^^;)


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