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イチゴの季節となりました

 今年も畑のイチゴが色んで収穫のピークを迎えています。

 このイチゴはもとはと言えば3年前に妻が職場で「おいしいからあげるね。」と言われて、プランターに3株もらってきたイチゴの子孫です。株から伸びたランナーの先についた子株や孫株を、私が面白がってポットで一人前の苗に仕立てて畑に定植しました。

ランナーの先にできた子株や孫株をU字に曲げた針金でポットに固定すると簡単に苗が作れます。

 で、それがさらに勝手に増えて、今や草むらの中でスギナやカラスノエンドウと同居してほぼ野良イチゴになってるわけです。(^^;)

 草むらで育つイチゴは時として草に負けて絶えてしまうこともありますが、いいこともたくさんあって、中でも一番のメリットは鳥や獣から実を守ってもらえることでしょうか。彼らは目立つところになっているイチゴは狙いますが、草むらを押し分けてまで食べるわけではないのです。

 それにしても、よくあんな草むらで実がつくよなと思うのですが、実がつくということはちゃんと受粉しているわけです。通常、イチゴの受粉を助ける花粉媒介昆虫はチョウやミツバチだろうと考えられます。でも、あんなジャングルのように込み入った草むらの、地面すれすれのところに咲くイチゴの花を見つけて飛んでくるとは考えにくいのです。この季節だともっと楽に給餌できる花がいくらでも咲いてますしね。

さすがにここへチョウは飛んでこないでしょ?www

 じゃ、一体誰が花粉を運んでいるのか?それはたぶんうちの畑にたくさん住んでいるアシナガアリたちだろうと私は推測しています。彼らはとにかく機動力に優れていて、どこへでも入り込んでエサを探しますから、たとえ草むらの奥深くに咲くイチゴの花でも見落とすはずがありませんもん。(^^)

 斯くして、我が家のイチゴたちは草に守ってもらい、アリたちに助けてもらって今年もどっさり実をつけました。(^o^)


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