畑の守護神 オオカマキリにモデルになってもらいました
畑の草刈りをしていたら、オオカマキリが目の前に飛び出してきました。
作物に悪さをする虫があまりに多いので、ここ2年ほど秋になると他所で見つけたお腹の大きなメスのカマキリさんにお引越し願って、うちの畑の横の草地で産卵していただけないかと画策していていたんですが、いよいよその作戦の成果が現れてきたようです。(^^)
ちなみに、オオカマキリの一つの卵のうからは、4月ごろに約200個体の幼虫が孵化しますが、野外環境では共食いやトカゲなどの天敵に捕食されるため、そのほとんどが死んでしまいます。
自然界の生き物の生態というのは本当に厳しくて過酷ですので、ここまで大きくなるのはほんの2〜3個体程度と言われています。
カマキリの眼をいろんな角度から見ていると、黒い点がこちらを追いかけてきて常に目が合っているように見えます。
実はこの黒い点は「偽瞳孔(ぎどうこう)」。人間の黒目と違って、黒い点の方向を見ているわけではないのです。カマキリの眼は、小さな眼がドーム状に集まってできている「複眼」で、その複眼の奥の部分が角度によって黒い点となって見えるそうな。
で、夜になると複眼全体が真っ黒になって、宇宙人感全開。www
大切な畑の守護神オオカマキリさんですから、写真撮影が終わってからそっと草むらに帰っていただいたのはいうまでもありません。(^^)
我が家の畑の防衛最前線で活躍する子どもたちを、来年もぜひ頼むよ!
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