悪戦苦闘 イチゴ畑の再開発事業 やっと植え付け
前回の続きです。
さてと。何でマルチングするかに悩みながら、植え付け前のイチゴの苗の様子を見てみましょう。
昨年ランナーから作った小苗も10数本あるのですが、こちらは畑に勝手に根付いていた2年目の株たちです。開墾中に掘り上げてかれこれ2ヵ月ほど地上に放置していましたが、どうなっているかな?
さて、畝のマルチングですが、いろいろ考えて今回は黒のマルチングシートを採用することにしました。
草マルチにもすごく心が動いたのですが、この土壌にはきっと私が除去しきれなかったヤブガラシやスギナ、ヨモギの根がまだだくさん潜んでいるはずです。ということは、やはり雑草抑制を最優先しなければならないでしょうから。
ちなみに、農家さんがよく使われるビニールのマルチングシートでは黒、透明、シルバーの3種類が一般的です。
これらにはそれぞれの特性がありますので、用途に応じて使い分ける必要があるんですよね。
黒のマルチングシートは最もよく使われていますが、太陽光を吸収して地温の上昇を抑えるところが一番の特徴です。土の温度を保ちやすく、遮光効果で雑草抑制に大きな効果を発揮します。
透明のマルチングシートは光や熱を通すので太陽光の暖かさが土に伝わりやすく、地温上昇効果が高いのが特徴です。地温が低い際に使用するとビニールハウスと似た効果が得られます。ただ、光が入るのでシートの中で雑草は生えます。
シルバーのマルチングシートは光を乱反射させるシートで、害虫忌避効果が期待できるシートです。光を反射するので地面の温度を保つ効果もあります。雑草も抑制できるため、防虫・防草対策をするのに便利です。
いずれまたこれらの株のランナーから一人生えした小株が増えるでしょうから、来年くらいには中央に切った畝間に土を入れてこのイチゴ畑を拡張せねばならない時期が来るでしょう。そうなったら様子を見て今度は草マルチに変更してみようかな。(^^)
何はともあれ、丸2か月かかったイチゴ畑の再開発事業はこれにて終了。
バンザーイ!
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