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畑で見る虫 イトトンボのメガネは何色メガネだろ?

 水やりをしに畑へ行ったらイトトンボが来ていました。イトトンボには多くの種類がいるのですが、一体これは何というイトトンボなのでしょうね。
 特徴的なことは腹の先端が青いこと。ですので、最初はアオモンイトトンボかな?と思ったのですが、同じようにアジアイトトンボも腹の先端が青いのです。ものすごくよく似ている両者を見分けるポイントは尾の先端の青い帯の位置なのですが、さすがに私が撮ったこの写真で見分けるのは困難ですよね。
 で、いろいろ調べてみたら、背中の黒のラインで見分ける方法がこちらのブログに載っていました。

 というわけで、私の写真の個体は第二節の背中の黒のラインがほぼ真っ直ぐになっている気がしますので、多分まだ未成熟なアジアイトトンボのメスであろうと思うのですが自信なし。誰か詳しい方、お願いします。w

 さて、閑話休題。アジアイトトンボやアオモンイトトンボは本州ではごく普通に見られる種類のイトトンボなのですが、今回写真を撮ってみて驚いたのはそのです。

なんじゃ、こりゃ?www

でっかい黒目に見える部分が上にあって、これなんかどう見ても笑ってる顔にしか見えません。
お前はゆるキャラか?とツッコもうと思って、別の写真でよく見たらこれかなり不気味です。w

 イトトンボの眼は両サイドに離れた大きな複眼と、3つの単眼(ヒタイのところの3つの丸い玉)から成り立っています。今、話題にしているのは複眼の方ですから、もちろんこんなに大きな黒目があるはずはありません。

 いろいろ調べてみましたら、どうやらアオモンイトトンボやアジアイトトンボの複眼は上の部分が黒っぽい茶色で、下が緑色になっているようです。

 いや、このイトトンボのブサカワぶりよ。
 このトンボのメガネは水色メガネじゃなかったんだもん。
 かなり驚きました。^^;




 おまけ
 後日。サツマイモの葉の上でお食事中の別のイトトンボを発見。今度はしっかり同定できるようにほぼ真横から全身にしっかりピントが合うように撮ってみました。

でもね、この子ったらおしりの青い部分が8~10節まであるんですよ。一体これはどうしたこと?

 これはアオモンイトトンボでもアジアイトトンボでもなく、たぶんムスジイトトンボのオスでしょうか。うーむ。これも自信なし。^^;

 よく似たのがいろいろ来るもんだから
 もうややこしくて。www


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