田舎そば@下関
ちょっと足を伸ばして、下関へ。
北九州から下関はすぐそばのように思えるが、意外と遠い。
それは北九州市が横長くて、八幡と門司ではとても離れているからです。
八幡から門司や下関に行くなら福岡の方が近いと感じるのです。
とはいえ、久しぶりに下関の唐戸市場へ行き、その足で寄ってみたのが、この田舎そばの店です。
唐戸市場から国道を渡って唐戸商店街を抜け、赤間通りを渡った先の路地を入ったところにあります。
初めて行く人は、たぶん迷ってなかなか見つけることができません。
店構えは、どこにでもあるようなお蕎麦屋さんです。
暖簾をくぐって店内へ。
カウンターと4人がけのテーブルが3つ。
壁には数多くのメニューがズラリ。ここは食堂か?!
微かにカレーの匂いが立ち込める店内。
うどん、そばを中心としたメニューがたくさんあり、定食類も多い。
昼時は、定食を求めて多くの人が来店するというお店です。
さて、メニューを見て驚くのが値段の安さだ。
かけうどん380円、かけそば480円、きつねうどん540円、ざるそば590円
どれを見ても安すぎる。
小腹が減っているので、親子丼とざるそばのセットを注文。
連れは、鴨南蛮そばを注文。
これも捨て難いが、親子丼の旨い店は間違いないと勝手な判断基準を持っているので、あえて親子丼で攻める。
店内は、昼のピークを過ぎたためかマッタリした感じで、店主はカウンターの常連客と談笑中。
そのため手が止まっているのか出てくるのがやや遅い。(笑
まずは、ざるそばがキターーーー!
まさしく田舎そばである。
蕎麦は普通より太めだが、ツルツルで弾力がしっかりとあり、濃目。
うま!
ちゃんと田舎そばしてます。
つゆは少し甘めで、若干市販のそばつゆに近い感じだが、なかなか良い。
正直食べるまでは、店構え、値段から、あまり期待をしていなかったが、見事に裏切られました。
おそばがめちゃめちゃ旨い!
次に、親子丼だ。
少し小振りの器の親子丼がやってきた。
セットだから小さいのかな?
これもまた、旨い!
見た目は少し濃い色の親子丼だが、その分しっかりと味が出ている。
蕎麦屋の出汁を使っているから旨い。
ざるそばのつゆとは違って、ちゃんとしている。
もう一つのお蕎麦、鴨南蛮そばをいただく。
しっかりとしたお出汁に鴨肉のエキスが染み込んで、絶品!
これで、590円とはお値打ち。安いすぎる!!!
鴨の肉は、想像していた鴨肉とは違い、鴨のささみ(?)ぽい。
しかし、これはこれでなかなかイケる。味は鴨の味がする。
田舎そばと出汁がベストマッチング。
また言うが、期待を裏切るお店です。
店主、ごめんなさい。
下町の隠れた名店。
でも、安くて美味くて庶民的なお蕎麦屋さんです。
毎日お蕎麦は手打ちされていて、ご夫婦で切り盛りされているようです。
夕方5時からは、蕎麦飲みメニューもあり定食のメニューも増えます。
下関に行ったら、是非また寄らせてもらいます!
ごちそうさまでした。
店名: 田舎そば
住所: 山口県下関市赤間町2-10
定休日:日曜日
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?