見出し画像

インスタ映え・岡崎神社@京都

京都にあるウサギ神社。
卯年生まれなのでとても親近感が沸き、インスタ映えする可愛い神社だと知って参拝し、それ以降京都を訪れるたびに寄らせてもらう神社です。
タクシーに乗って岡崎神社までと告げると、「お客さんなかなか渋い神社に行かれますなぁ〜」と言われます。

御所の東側を守護する神社であるため、東天王の称号を持つ岡崎神社。
ちょうど御所より東の方角(十二支の方角で東は卯となる)をお守りし、創建当時はうさぎの多い場所であったことからうさぎの神社になったと言われています。

場所は、丸太町通りを東に、白川通と交わるあたりに位置します。
平安神宮の裏手に岡崎神社はあり、岡崎神社の北側には黒谷金戒光明寺や真如堂があり、少し東側へ行けば永観堂や南禅寺もあり、散策するにはとても良い拠点と成る場所です。

画像1

階段手前に狛犬がいます。

画像2

狛兎(こまうさぎ)が本殿をお守りしています。

画像4

手水舎にも黒いうさぎがいます。
参拝される方がうさぎを撫でるため、テカテカしています。
これは子授けうさぎ像で、水を掛けてお腹を擦り祈願すると、子宝に恵まれ安産になると信仰を集めているそうです。

画像6

絵馬にもうさぎが書かれていて、絵兎と言った方が良いかもせれません。

画像5

御本殿

画像3

御本殿の入り口にも、うさぎがいます。
これは招きうさぎだそうです。
右手、左手をそれぞれ挙げて手招きしています。

画像9

提灯の絵柄も、うさぎ。

画像8

さて、
これは「うさぎ御神籤」というおみくじで、岡崎神社名物となっているうさぎの行列です。
うさぎみくじの容器を、おみくじを引いた参拝者が容器を持ち帰らずに、ここに奉納しているそうです。
一体一体微妙に違うためとても愛らしく、インスタ映えしています。

画像13

こんな風に位置を変えて、パシャ!

画像10

この風景を見て「可愛い〜〜」と言いながら、参拝するよりもパシャパシャと写真を撮る方に夢中になりました。

いや、それにしてもうさぎだらけの神社です。
至る所にうさぎ、うさぎ、うさぎだらけで、ピョンピョンものです。
しかしながら、自分の干支に因んだ神社を見つけることができると、とても嬉しいものです。

京都には有名な神社仏閣が多くあります。
須佐之男命を祀った神社といえば八坂神社が有名で煌びやかですが、ひっそりと須佐之男命を祀った岡崎神社も素敵です。
京都を訪れると有名な神社仏閣に足を向けますが、神社だけに絞ってみると素敵なところに行き着くことができました。
上賀茂、下鴨神社、八坂神社、北野天満宮、平安神宮、晴明神社、松尾大社、貴船、伏見稲荷などなど
特にお盆の時期に京都を訪れた際には、神社は最適です。
お寺はお盆の行事で多くの人が訪れていて、神社は意外と空いています。
のんびりと参拝することができます。
都の歴史を感じながら参拝する京都の神社、おすすめです!
またインスタ映えを気にしながら、神社を巡るのも楽しいです!


御祭神
 速素盞鳴尊(すさのをのみこと)
 奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
 三女五男八柱御子神(やはしらのみこがみ)

速素盞鳴尊(すさのをのみこと)
伊邪那岐大神が、筑紫国の阿波岐原で禊祓いをされた時にお生まれになった神。天照大御神の弟神で、海原を統治された。智慧をお持ちながらも荒々しく、天照大御神は困惑し天の岩戸にお隠れになった。高天原から追放された速素盞嗚尊は出雲国の簸の川で、八俣大蛇から奇稲田姫命を救う為、十拳剣を振るい、姫を小さな櫛にして御髪に刺し、見事に退治。和歌の祖となる、「八雲立つ出雲八重垣妻隠みに 八重垣つくるその八重垣を」とお詠みになった。速素盞嗚尊は大蛇の腹から取り出した「草薙剣」を天照大御神に献上し、和魂の御光をこの世に現す厄除けの神となる。
※出典:岡崎神社HPより
三女五男八柱御子神
素盞嗚尊の八柱御子神とはどなたを指すのか?よくわかっていません。
素盞嗚尊は多くの御子神を産んでいますが、三女五男八柱御子神とは、
・八島篠見神(やしまじぬみのかみ) … 奇稲田姫命と間の子
・大己貴神(おおなむちのかみ) … 奇稲田姫命と間の子
・大年神(おおとしのかみ) … 神大市比売と間の子
・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ) … 神大市比売と間の子
・五十猛神(いたけるのかみ)
・大屋比売神(おおやひめのかみ)
・抓津比売神(つまつひめのかみ)
・須勢理毘売命(すせりびめのみこと)
だと言われています。
宗像三女神も素盞嗚尊が産んだ御子ですが、天照大御神との誓約(うけひ)によって生まれたため

御由緒
桓武天皇、延暦十三年(794)長岡京よりの平安京遷都に際し王城鎮護の為平安京の四方に建立された社の一つで、陽のいずる都の東(卯の方位)に鎮座する事から東天王と称した。
清和天皇貞観十一年(869)勅命により社殿を造営し、播磨国広峰(現在の兵庫県姫路市北方)より祇園牛頭天王(速素盞鳴尊)等を迎え祀り悪疫の治まりを祈願した(諸社根元記)。
平家物語では東天王を官幣四十一所の一つに加えている。
治承二年(1178)には、高倉天皇の中宮御産の幣帛を賜った。
皇室の御崇敬は厚く、各時代において官幣を賜り、特に後醍醐天皇は元応元年(1319)に当社を御再建、正一位の御神階と御神宝を賜る。
室町時代享徳元年(1452)には征夷大将軍足利義政により修造、幕府とも関係が深い。
※出典:岡崎神社HPより

画像11


御朱印

画像7


神社: 東天王岡崎神社
住所: 京都府京都市左京区岡崎東天王町51番地
HP: https://okazakijinja.jp/


#神社 #うさぎ #素盞嗚尊 #岡崎神社 #東天王 #京都 #備忘録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?