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寝坊した朝、厨二病になりかけるの、私だけ?

こんばんは。
桜木杏乃です。

朝起きたら
家を出る20分前でした。
逆に慌てることなく
準備して出勤です。

前日に少なからず
準備をしておくって
大事だなと思いました。

さて、表題ですが。
今日はどうしようもなく力も入らず
ゲームをする気にもならなかったので
通勤電車の中で
積読の一冊を読み始めました。

宮城音弥著「愛と憎しみ その心理と病理」
(岩波新書 1963年4月初版)

高校時代にリサイクル本でもらったものを
今までずうっと読まずに置いてしまい、
知識として入れるなら新しいものが
適切とも思うのですが、
経済力もない愚か者のため、
手元にあるものでひとまず
活字を拾うという行動を
しようと思った次第でした。
この本自体も鞄に入れてから
相当経っているのですが、
今日ようやく日の目を浴びたのでした。

まだほんの数ページしか
読んでないのですが、
それでも興味深い話が多いです。

「愛と憎しみ」について
1番に胸を貫いた言葉を引用して、
お話ししたいと思います。


「産業において、能率を増進させる手段として、職場の人間関係を重視するとともに「愛と憎しみ」を取り上げるようになった。以前は、解雇や賃金の値下げをもっておどして、労働者を働かせようとし、その後は、「時間研究」とか「動作研究」が、その目的で行われているが、今日、労働者を、より人間的にあつかうことが要求されるようになったからである。また、臨床心理学や社会心理学の発展とともに、人間への関心が強まって、人間生活のもっとも根本的な問題たる「愛と憎しみ」を無視することができなくなったというのである。」(宮城音弥著「愛と憎しみ その心理と病理」岩波新書 1963年4月初版 4p)
この文を読んでいて、
著者はもちろん研究者なので、
その心で書いているのは百も承知ですが、
どんな気持ちで書き綴っているのだろうと
考えてしまいました

書いてあることは
まったくもってその通りで、
かつて勤めていた会社でのこと、
今同居人が勤めている現状が
上記通りだったかというと
そういうわけでもありませんが、
人間らしくあつかって
もらっていたなぁと思いました。

ここで、
筆が乗らなくなってしまったため、
また日を改めて
この話題はお話ししたいと思います。

今日の写真は、
帰り際に見上げた月です。
満月に近く、とても大きかったです。

全くまとまりがございませんが、
本日はこれにて。
ありがとうございます。
また明日お会いしましょう。

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