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ともしび日記 6月4日

着物図案の展示会をやっとこさ始めることができて
ひと安心した。
気がついたら6月になっていた。
この日記もずいぶん間が空いてしまった。

日記自体は何回も書いたのだけど
全部愚痴みたいな内容だったから載せずに
どんどんボツにしていたら
こんなに時間が経っていて反省している。
で、冒頭の話に戻ると今回は展示会である。

ANNORMAL展をやっていた時によく
モヨコの展示会行ってきた!
と、SNSなどで言ってくださっているかたがいて
不思議に思っていた(エゴサした)。
一応こちらからの発信では展覧会ということになっていたからだ。

今は展覧会も展示会もそんなに明確な違いは無くてどっちにも使うようになってるのかな。
それが普通なのかもしれない。
言葉は日々変化していくものだから。
などとぼんやり思っていた。
そもそも自分がなぜそこに引っかかるのか考えたんだけど
私の認識では展覧会は単純に絵を見るだけのもので
展示会は飾った絵を見つつも買えるもの、という感じだからじゃないかと思い当たった。

それで今回の『百葉子の着物図案展』では
複製原画なんかを販売しているので
展示会と言っていた。
どっちでもいいのかもしれないけど
気になったので念のためググってみたところ

展覧会は美術品、写真など視覚的芸術を集めてみせる会で
展示会は企業などが商品をアピールするために一般に公開する会、展示のみでなく即売することもある

とあった。
複製原画を何点か販売しているので
今回は展示会で間違いない。

楽しんで描いて、着物になって
身につけてくれている人がいるだけで嬉しい。
レセプションで百葉堂スタッフ全員が
百葉堂の着物を全身コーデで着てくれて感無量だった。

さらにはその絵を何人かの人が見てくれるって言うことのありがたさ。

しんどいこともあるけど生まれてきて良かったなと
思えるようになったのはこういう事が少しずつ増えてきたからかもしれない。
あきらかに読者の皆さまや百葉堂ユーザーの皆さまのおかげなので、仕事でお返ししていくように
思うばかりである。

スタッフや監督にも感謝!!

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安野モヨコ&庵野秀明夫婦のディープな日常を綴ったエッセイ漫画「監督不行届」の文章版である『還暦不行届』の、現在連載中のマンガ「後ハッピーマ…

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