＃31 RUN！RUN！RUN！

今、この記事を書きながら、圧力鍋で大豆の下茹でをしています。

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こんな書き出しで読者を惹きつけられるわけは無いと分かっていますが、最近の私は群ようこさんの影響を受けまくっているのです。

読了したばかりの、群ようこさんの「たべる生活」

偏食息子と長きの戦いを続けてきた私にとって、“食べる”とは、そして母として“食べさせる”とは、永遠のテーマになりつつあります。

私は一体、何を食べさせて、何を食べて、生きているっけ？
そんなことを考えさせてくれる1冊でした。

そして色々振り返ってみました。

今日は、そんな私と家族の“食”に関するお話。

息子の偏食との戦いは、過去記事にも何度か書いてきました。
（→＃2 料理好きママと偏食ボーイ、#24 偏食ボーイ奇跡のビフォーアフター）

今は奇跡的なビフォーアフターを遂げましたが、一般的に見たら、好き嫌いだらけなのは間違い無し。

ただ、地獄のように悩んでいた時期は脱しました。

私の“たべる生活”を振り返ってみると、この偏食地獄期がどうやら転換期です。

偏食地獄の中に差し込んできた光。。。

・赤飯（ローソンの赤飯おこわが特に◎）
・冷凍食品の鶏つくね串
・ハンバーグ
・焦げる直前までトーストした食パン

これらが私を地獄から救ってくれました。

そして困った時のじゃがりこも。（笑）

食べられるものが限られている、でもこの食べられるものたちの安全安心は守りたい！

と、思い始め、そこから食品添加物を調べ始めたり、料理に使用する砂糖はてんさい糖やきび糖に変えたり、サラダ油を米油や大豆油に変えたり、少しずつ、ストレスにならない範囲で変えていきました。

いつもの食品選びに気を遣う。
経済的にも精神的にもストレスにならない範囲で。

こんな感じでゆるく続けていこうと思っていたというのに、パパがフルマラソンにハマるという予想外の展開が起こります。

始まりは、減量も兼ねたジョギング程度のはずでした。今となっては、フルマラソンの大会にガンガン申し込み、毎日帰宅後に必ず1時間近くRUN、休日もラン仲間と皇居や代々木公園でRUN、ランチューバーなる方のYouTubeを見てRUN、なかやまきんに君のYouTubeを見てRUN、もう、RUN RUNな生活なのです。

大好きだった揚げ物もほとんど食べなくなり、大会前は大好きなコーヒーも我慢。

なんだかもう、沼にどっぷりハマって走っているのです。

パパも息子も揚げ物は大好きなので、コロッケにメンチカツ、トンカツ、唐揚げ、私は本当によく作っていました。

家で揚げ物をするって面倒なのに、頑張って揚げていました。

しかし、マラソンに影響が出るからと、手を付けずに残された日、、、、

私も徹底的にやってやると火がついたのです。

そう、もうご飯作らないからね！とか怒るのではなく、やってやるよ！！！的な方向です。

疲労回復のために豚肉、低カロリーでタンパク質をとれるようにささみのサラダ、煮卵も常に作り置きをして、こちらでもタンパク質。納豆は毎日2パック食べるから、常に在庫チェック。補充。
あとは、大会前のカーボンニュートラル？だか何だかの時期になったら、ご飯を丼ぶりでガンガン食べるように、ひじきや胡麻和え、鶏そぼろの作り置きをたっぷり。お茶はノンカフェインの麦茶とルイボスティーを煮出して補充。減ったら煮出して補充。

もう、くっっっそ疲れるのです。（笑）

でも、何だか負けじと私もやっています。

こうなったらこだわってやります。

ちょっと嬉しい成果は、パパが1年で20kg近く減量に成功したこと。
走り続けた成果でもありますが、影のMVPは間違いなく私です。（笑）

間違いなく私です。（2回言っちゃう）

振り返ってみると、私的“たべる生活”は、偏食とランニングに翻弄されているようです。

それでも、こだわってあげられること、こだわってあげたいと思えることは、嬉しいこと。（と、自分に言い聞かせている気もする。）

群ようこさんのような、かろやかで柔軟な食生活とは違いますが、とことん向き合ってあげられているのは事実。

今年も影のMVPは頑張ろうと思っている所存です。