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【MtGでtrpg】冒険パートで出来る行動

今回は、MtGのカードでtprgをするハウスルール
冒険パート中に出来る行動を説明します。

◆GMターン(先攻ターン)に出来る行動


 先攻のゲームマスター(GM)のターン中、
プレイヤーキャラクター(PC)は、シナリオで決められた行動をとれます。つまり、以下3つの行動です。

  1. 対戦相手のターンに使える呪文、能力

  2. シナリオで求められた行動判定

  3. その他シナリオで求められた行動

 1は、インスタント呪文やタイミング制限のない起動型能力等です。
 ただし、呪文や能力が使えるかどうか、使った結果がどうなるかは、シナリオによって決められています。例えば、シナリオに可能だと書いてあるときのみ、アーティファクトを破壊する呪文で壁に穴を開けられます。
 例外として、PLが提案し、GMが許可を出した場合は、シナリオに書いていない呪文、能力の使い方が出来ます。

◆PLターン(後攻ターン)に出来る行動


 PLターンに、PCは以下の行動を取ることが出来ます。

  1. MtG行動

  2. 行動判定

  3. 行動判定の要らない行動

 1は、MtGの試合において「自分のターンに行えること全て」です。
 「土地は1ターンに1枚ずつしか出せない」「戦闘フェイズは1ターン1回」等、通常のMtGのルールは有効です。
 また、冒険パートには、対戦相手に相当する存在がいるとは限りません。そのため、対戦相手のライフや手札に影響を与える呪文、能力は、使っても何も起こらないことがほとんどです。
 逆に、シナリオで可能だと書かれているか、GMが許可した場合は、使ったカードの文章に書かれている以外の効果を上げることもあります。例えば「対戦相手の手札を見るカードを使うことで、NPCの心を読む」「手札に戻すカードで、負傷者を自宅にテレポートさせる」等です。
 
 2「行動判定」は、PCが行う行動の内、成功するか失敗するか分からないものです。具体的には「重い石を持ち上げようとする」「扉の鍵をピッキングで開けようとする」「部屋に隠された鍵を探す」等です。
 行動判定のルールを使って、PCが、その行動に成功したか失敗したかを決めます。
 
行動判定のルールに関しては、次の記事を丸々1つ使って説明する予定です。シンプルに言えば、ライブラリー(山札)の一番上にあるカード2枚の「マナ総量」を比べることで、判定を行います。
 実際のところ、シナリオの進行の都合で「失敗する可能性がある行動でも、自動で成功する」場合もあります。その辺りは、PLも柔軟に受け入れる必要があります。脱出系シナリオで「運悪く、全員が判定に失敗したので、君達を阻む扉の鍵は開きません」となっても、誰も得をしませんし、面白くもありません。

 3「行動判定の要らない行動」は、PCが行う行動の内、ほぼ確実に成功するものです。あるいは、上に書いたように「判定して、全員失敗するとシナリオが破綻する行動」も行動判定の要らない行動になります。具体的には「スイッチを押す」「橋を渡る」「机の上の鍵をポケットに入れる」等です。

◆行動選択肢のあるシナリオ


 シナリオによっては、ゲームブックのように「PCが出来る行動が、行動選択肢として書かれている」場合があります。
 
このような場合、PLは、行動選択肢の中から自分のPCの行動を選びます。
 行動選択肢があるのは「GMがいなくても、PLだけで遊べるゲームブックのようなシナリオ」等です。
 ゲームブックのようなGM不要シナリオのシーンは、このようなものです。

 次の記事では、上で書いたように、冒険パートで行う行動判定について説明する予定です。

前の記事・冒険パートの進行        次の記事・行動判定のルール

「【MtGでtrpg】の詳細を今すぐ知りたい!」という方は、こちらのリンク。

以下:単語説明

  • TRPG(テーブルトークRPG。会話でドラクエをするような非電源ゲーム。外部リンク

  • MtG(Magic: the Gathering。対戦型のカードゲーム。外部リンク

  • 【MtGでtrpg】パーティズ・オブ・プレインズウォーカーズ(MtGのカードでTRPGをするためのハウスルールの、正式名称。大抵【MtGでtrpg】かPoPと省略して記述する。)

  • プレイヤー・キャラクター(PC。TRPGの主人公のキャラ。1人のPCを1人のプレイヤー(PL)が動かす。)

  • 冒険パート(PoPのシナリオの内、ゲーム開始からボス戦開始直前までの部分。たくさんのシーンで出来ている。)

  • シーン (先攻と後攻の2ターンを1セットにしたもの。先攻ターンにゲームマスター(GM)が状況を説明し、後攻ターンにPLが自分のPCの行動を選ぶ。)

  • ゲームマスター(別世界から来た、すごく強い魔法使い。【MtGでtrpg】では、PCはプレインズウォーカーであり、別世界の生物を召喚したりできる。大抵の場合、ボスもPWである。)

  • インスタント呪文(MtGで使えるカードの内、色々なタイミングで使えるもの。相手のターン、戦闘中、相手がカードを使った後でそのカードの効果が発揮される前、等に使える。(外部リンク))

    • 起動型能力(クリーチャーが持つ能力の内、PLが好きなタイミングで「使います」と言ってコストを払えば使えるもの。(外部リンク))

    • アーティファクト(MtGで使うカードの内、物を表す。クリーチャーと同じく戦場に残るが物なので戦闘はしない。(外部リンク))

    • マナ総量(MtGのカードを使うために、必要なコストの量。これが大きいカードを使うのは、とても大変。(外部のリンク))

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