幸せとは
ある日散歩している時に考えた。
「幸せってなんだろう」と。
幸せを感じる瞬間はひとによって違って、幸せを感じる場所も捉え方も全て違う。
私が幸せを感じるのは、友達に会えた時とか美味しいものを食べた時とか。ディズニーシーは最大級に幸せを感じる。
でも、散歩していて気づいたこの花の存在。
あるアパートの脇道に植えられた小さな花たち。
私は夕日が照らしたほのかにオレンジがかったこの花が純粋にかわいいと思い、写真を撮った。
今の時期は寒いし手も冷えるし部屋の中にこもっていたいと思うけど、この花たちを見た時、寒い中にも陽だまりを見つけた時、知らなかったお店を見つけた時、春先の匂いを感じた時、そういった時にこの上なく幸せに感じた。
私は大学生になってからスマホばかり見て、下を向きがちになっていた。でも、たまにはスマホとおさらばして周りを見ながら五感でいろいろなことを感じながら散歩することもいいなと気づいた。
世界ではまだ戦争をやっている国もあるけど、私たちが知らない恐怖と闘いながらも日々に幸せを見出して生きている人たちもまたいるんじゃないか。
私たちは恵まれた環境下にいるからこそ今まで見えていた幸せに気づかないまま過ごし、人生に絶望を感じるのではないか。
大きな幸せだけを求めず、まずは小さな幸せからコツコツと。「塵も積もれば山となる」というように、小さな幸せも最終的には1番の幸せになると思って、1日1日を大切に生きていかなければならないと気づいた21歳の幕開け。
今、目に見えていない幸せを追求することも重要だけど、視界に入ったことに幸せを感じることもまた重要だと思う。
ふと感じた幸せに気づくこともまた幸せ。
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