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0826_鳥が鳴く

【140字小説】
汗がTシャツに張り付く私の朝に、鳥が鳴く。スズメだろうか、忙しなくチュンチュチュンと鳴いている。大切ななにかを話しているようであちらからもこちらからも声が聞こえた。「大丈夫」「心配ない」「それが全てではない」「いつでもここに逃げておいで」空を見て、電線に並ぶ彼らが言い、私もなく。

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