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共感の引き出しが増えると涙もろくなる件

突然ですが、最近2年くらい読んでいた漫画の最終巻を読んで、2回息ができなくなって鼻をかむくらい泣きました(笑)

こんなに涙もろくなるなんて、昔の自分からすると驚きです。

というのも、小学校の頃は国語の先生に『ここは普通間違えないだろ』と言われるような感情を答える系の選択肢を1人だけ間違えて、「お前は緑色の血か〜〜!」と言われました。

選択肢の内容は全く覚えていませんが、
あの瞬間は、いまだによく覚えています。笑

(国語、一応得意科目だったんだけどな……笑)

泣けない女。

私は高校生くらいまで、あまり学校や家族以外の人前で泣くことはありませんでした。

強気な長女だからか、人前で泣くのをカッコ悪いと思ってしまうタイプの子どもだったかもしれません。(可愛げない)

読書好きな両親のもとで育ったのにも関わらず全然本を読まずに過ごしてしまったためか、漫画や映画、ドラマなども、いつもありきたりな展開で全然共感できない…とどこか冷めた目で見てしまっていました。

自分の中で、人前で思いきり泣いたのは高3の運動会のときが一番古い記憶のような気がします。

学年対抗のダンスで下の学年に負けて、一番頑張ってきたリーダーの親友を優勝させてあげられなかったのが悔しくて、めちゃくちゃ泣きました。

それからだんだん映画やドラマを見ても泣けるようになり、大学を経て社会人になり、気づけば涙腺ゆるゆるアラサーになっていました。笑

想像力が人を泣かせる

いまや、テレビのちょっとした再現VTRを見ては感動し、漫画を読めば号泣し、最近ハマっているNetflixのクィア・アイを見ては「君たち最高だよ…」と思いながら在宅勤務の昼休みに涙を流してスッキリしています。笑

なんであんなに泣けなかった私が……と振り返ってみると、自分を変えたきっかけは「自分なりに本気でやり遂げたと思えること」ができたことだったのかも、と気づきました。

それが私にとっては、中学・高校生活の6年間であり、大学のサークル活動でした。

周りにものすごく努力家な友達がいて、尊敬できる仲間がいて、そんな人たちがお互いのために全力を尽くすのを見て、私もそれに応えたいと必死に自分ができることを頑張りました。

その中で、協力して何かを成し遂げられた、精一杯努力したけど報われなかった、理不尽な目にあった、わかってくれる人がいた……

そういった経験を通じて、漫画やドラマでを見たときに、自分の経験と重ねて、ようやく少しは登場人物の気持ちに共感できるようになり、自然と涙することができるようになりました。

共感の引き出し

……と振り返ると、恥ずかしながらそれまでの自分は本当に想像力の乏しい、思いやりのない人間だったなぁ……と思います。笑

今でもまだまだ想像力が足りないところも多く、後から反省することも多々です。

でも諦めずにこれからもいろんな経験をして、共感の引き出しを増やしていくことで、少しでも誰かに寄り添えるような人間になりたいなと思いました。

ちなみに、そんなボロ泣きした漫画シリーズはこちらです笑

Kindleで1巻は無料のようです!ぜひ、最終巻は見ずに1巻ずつ読み進めてみてください笑
登場人物たちの思いやりや、感情の描写が、綺麗なところもドロドロしたところもリアルでとてもよかったです。

…そろそろまたボードゲームの話も投稿しなきゃ!

では!


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