わたしの大学生活 1年生編
なんとか完成させた卒論を提出し、やっと一息ついた如月の初め。
そこで、おもむろに作った大学卒業までのWish List。
そこには「大学5年間を振り返ってまとめる」があります。
あっという間だったけれど、
一言では伝えきれないほどたくさんのことがあった私の大学生活。
1年ごとに、noteでまとめてみようかなと思います。
もはや自伝を執筆する勢いです。
『自分を探し始めた1年』
大学1年生の1年間にタイトルをつけるなら、『自分を探し始めた1年』。
高校までと大学でのギャップに戸惑いながら、
いろんなことに刺激を受けて、吸収していきました。
上手にメイクをしたりおしゃれに目覚めてたり、
いわゆる大学生っぽいことを楽しんでいる周りの子たちに
必死について行こうとしていた一方で、
「私は別に興味ないからな〜、しなくてもいいや〜」なんて心の奥で思っていた自分もいた気がします。(もうちょっと頑張れ、あの頃の私…笑)
この頃からすでに、頑固でマイペースな性格は完成していたんだろうな。
自己紹介で困る
大学に限らず、新しい環境になるとどうしても避けられないのが「自己紹介」だと思います。大学1年生の頃の私は、自己紹介がとっても苦手でした。(下の記事でもお話しています。)
自分を知ってもらうためには、まずは自分を知らないといけない。
当たり前だけどかなり難しい問題にぶつかった私は、とにかく自分自身に「あにー」について聞きまくりました。
「好きなものは?」「苦手なことは?」「何をしている時にテンションが上がる?」「ご飯も忘れて没頭できることって?」・・・
その結果、たくさんというわけではないけれど、This is me!と言えるようなものはいくつか見つかりました。
スヌーピーとか、嵐とか、日記を書くこととか。
突然大学で倒れる事件
そんなふうに自分探りに走り回っていると、突然訪れた事件。
なんと大学でぶっ倒れてしまう事態が発生。
幸い病気とかそういう大事ではなく、貧血でふらっとしてしまった程度のものでした。(脳だけは意識があるという稀有な体験をしました)
これ、私の中ではけっこうな衝撃イベントで、
「ちゃんと正しい自己管理をしないと」と肝に銘じた出来事でした。
今でも、ちゃんと食べないとまた倒れちゃうかも・・・ってたまーに不安になったりして、いい意味で食と自分の身体に敏感になれています。
子どもと関わるボランティアを始めてみて
大学ではボランティア団体にも所属しました。
そこで毎月コアメンバーとして企画に携わった子どもと関わるボランティア。
結果的にはこれが、大学生活5年間で私を作り上げた、大きな影響を与えてくれた活動の一つになりました。
この活動を通して、
・自分が子どもと関わることが好きだってこと(そして割と得意でもある)
・人の成長に関わることにやりがいを感じるタイプだということ
に気づくことができました。
とにかく、本当にとにかく、この企画・運営が楽しかったんです。
「どんな遊びだったら喜んでくれるかな?」
「学生ボランティアさんにはどんなサポートが必要かな?」
と色々先回りして考えることが得意になったり。
「今日は〇〇ちゃんがこれできるようになってた!」
みたいに、子どもの小さな「できた!」も私にとっては自分ごとのように嬉しかった。(感動して泣きかけたこともあったくらい)
こんなに私が、とっても「私らしく」活動できたのも、
周りで一緒に活動を作り上げてくれた方々がいたから、
そしてこのボランティアが自分に合っていたからだと思います。
結局、大学卒業ギリギリまで
このボランティアにはコアメンバーとして関わらせてもらいました。
並々ではない愛着とともに、もはや古株(笑)
でもこの活動の軌跡を5年間も見ることができたことは、本当に恵まれていたと思います。
外部で何かしてみたいという気持ちから小学校のボランティアへ
この「子どもと関わること」は、いつしか外へもフィールドを広げていきました。
小学校の特別支援学級でのスクールサポーター。
初めて自分一人で決めて動いた挑戦でした。
すでに同じ小学校で活動されていた他のボランティアさんはママさんだったり、退職された方だったりとベテラン揃い!学生として単独で乗り込んできた私(しかも別に教育学部とかでもないやつ)に、学校の先生方もちょっと驚いていたかもしれません。
正直、毎回の活動が楽しかったかといえば、そうとも言い切れない…。
「行きたくないな〜」なんて思ってしまう日もありました。
それでも、やっぱり児童たちに会うと楽しいんですよね。もうここまで来ると生粋の子ども好きなんでしょうか。
初めて名前を呼んでくれた日。昨日は解けなかった算数の問題が解けるようになった日。ケンカの仲裁に入って鼻を強打された日・・・(笑)。
同じ日なんてひとつもなくて、児童たちの変化が見れるのが、彼らの成長に関われることが純粋に嬉しかったんです。
約2年間続けることになりましたが、周りとは少し違った貴重な経験ができたと思っています。
卒業生の女の子Aちゃんは最終日に、「またね〜」と言ってくれました。
「さようなら」ではなく「またね」
これで最後じゃないよ、またいつか会おうね!という明るい前向きなAちゃんの気持ちがその言葉にはこもっていたのかもしれません。
今でも、「みんなどれくらい大きくなったのかな〜」
なんてたまに思いを馳せながら。
不定期五月病
もうタイトルからして既に謎なんですが(笑)
なぜか私には1年に1回くらいのペースで、訳もなくどん底に落ちていく時期がありました。(いつ来るか分からない五月病みたいだから「不定期五月病」と勝手に名付けました)
別に落ち込んでしまうはっきりとした出来事があるわけでもなく、
じわじわ押し寄せてきて、気づいたらどうしようもなく疲れちゃってるみたいなかんじ。
この頃の私は、その傾向があることに気づいていながらも対処法が全く分かりませんでした。
でも大学3年生で留学に行ってからは、
自分の休ませ方、みたいなものを少しずつ見つけていって、
小さな疲れとかモヤモヤにすぐ気づけるようになりました。
きっとあの頃までの私は、自分の中から出ている小さなSOSを無視していて、「まだ頑張れる」「こんなことで休んじゃいけない」って自分を無意識のうちに追い込んでいたんだと思います。
完璧であること、優等生でいることで自分を保っていた私は、
変な頑張り方をしていたのかもしれませんね。
今は、もちろん落ち込むことや悲しくなることもあるけれど、
それすらも許せるようになってきている気がします。
だって私も人間だもんね。
あにー、ついに大学を飛び出す
自分とはなんぞや?をさらに問い続けていた私ですが、1年生後半になると、「いや、一人で考え続けるのは限界だ!これは外に出ないと分からんわ!」ってなって、今度はいろんなイベントや集まりに参加するようになったんです。
それまでの私って、THEがつくほど人見知りだったんですが、
こうやって外に出て行ったことで、(強制的に)初対面の人と関わるようになりました。
人とつながる範囲が広がったことで本当にいろんな人と出逢うことができ、
そうして気づいたら、知らないところに行くことや初めて会う人と話すことが全然怖くなくなってた。
加えて、知らない人たちに会うと自然と、自分の想いとかそれまでどんなことしてきたとか、これから何をしていきたいとか、そういう話題になるんですよね。そこで自分を出していく、アピールしていく練習ができた。
と同時に、言語化することによって、それまで頭の中だけでぐるぐるしていたことがだんだんと整理されていきました。
この時期、いろんなものを吸収して自分を作っていく作業をしていたように思います。
その甲斐あってか、大学2年が終わる頃に久しぶりに高校の友人と会った時、「あにー、なんか変わったね。めっちゃ明るくなった。」って言われました。
(いったいどれだけ高校の時暗かったんだろう・・・笑)
色々踠いた1年間
そんなふうに、大袈裟にいえば、踠き続けた1年を過ごし
梅が咲く頃、無事に1年生の単位も取り終えた私は
大学2年生になります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?