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したきりすずめ

したきりすずめ。舌切り雀。
こちらも日本昔話の代表作。

日本昔話って
誰が描いているかはわからない。
作者不明。
だから
「再話」として文が書かれているんだよね。

「再話」と書かれているのがおススメだそうですよ。

日本昔話って
「内面的」なことを書かれているとも聞いたことがありますし
本で読んだことがあります。
日本語で書いた聖書のようなものだと。

このしたきりすずめも「内面的に」見ていきたいと思います💛

欲のないおじいさんと欲深いおばあさん。
それだけでも対照的。

でもこのお話では・・・
同じように雀のところには行けましたね。

牛洗いどんのところで
一生懸命に牛を洗ったおじいさんと
テキトウに洗ったおばあさん。
お話によっては牛の荒い水を3杯飲んだ。というモノもあるね。

馬洗いどんのところで
一生懸命に馬を洗ったおじいさんと
テキトウに洗ったおばあさん。
お話によっては馬の荒い水を7杯飲んだ。というモノもあるね。

どちらにせよ。
酸とアルカリの。陰と陽の関係性。だよね。
馬と牛。酸とアルカリで中性
3は酸・アルカリ・中性の3
7はPH。あ。中性だね。

中性になって雀のお家に行ったんだね。
ってことは
雀のお家って・・・どういうところなのかな。
神聖なところな感じだよね。

そこにね。
一生懸命与えられた仕事をしたおじいさんも
テキトウに与えられた仕事をしたおばあさんも
たどり着けたわけだ。
テキトウにやってもたどり着くこともある。
ってことだよね。
そういう事って・・・
あるよね。人生でもね。生きてきてね。そうだよね?

だけど
雀の家でのおもてなしはちょっと違ったよね。
出されたものは
白米なのかひえなのか。
魚なのか菜っ葉なのか。

そして
お土産も小さいもの・大きなもの。
どちらを選ぶか。
そして
開けるなと言われて開けずに帰るか
開けちゃったか。

そして・・・どうなったか。
もうわかるよね。

むか~しむかし。
というお話だけど
人生の教科書でもあり
本当に「聖典」のように感じるのはワタシだけではないと思う💛

日本昔話。やっぱり(・∀・)イイネ!!

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