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「優しいことばかり言うのは簡単…」って私は思わない

こんにちは。
今日は独り言です。

表題の件「優しいことばかり言うのは簡単…」って言う人に時々出会うなあと言う話です。最近もまたお会いしたので。

いつも「そうかなあ?」と思うんですよね・・・。
私は「優しいことばかり言う」コミュニケーションスタイルを持つ人を尊敬しています。

もちろん厳しいことを言うのが楽と言うわけではありません。
ストレートな物言いの方も尊敬しています。

でもこの言葉は、想像力を欠きすぎでは?と思ったりもしています。
(きびしい言い方ばかりする人のいいわけじゃないの?と思っちゃうことも・・・あ、失礼。)

どんな人も、自分らしく心地よく、誰かと関係性を築いたり、役割を全うするためにすったもんだしている中で、あたたかな視点や穏やかな表現を用いることは、長年の修行の賜物と思います。

同じようにはっきりとクリアに物ごとを伝えるコミュニケーションの方も同じです。

そう思うと、人のコミュニケーションスタイルにあーだこーだ言うのはナンセンスかなと。

あわせて、しばしば「優しいことばかり言うのは簡単…」というセリフの後には「相手のためにならない」という文言が続くことが多く。
これも「そうかなあ?」その2です。
(あなたの価値観とのずれを言い放ってスッキリしたいだけなんじゃ・・・あ、失礼。)

そもそも相手にために「何か言う」ってどれだけ意味がある事なのか、
よーく、よーくかん考えたく。
世の中にはクソバイスって言葉もあったりする昨今・・・。

万が一相手のためを強く願って何か言うか・・・と思うのならなおさら、

自分が磨いてきたコミュニケーション×お相手に伝わるやり方を思い描く想像力の結集

で、やり取りをする必要があると思うんですよね。

端的にお伝えするやり方の方
あたたかな話を積み重ねる方
言葉より時間の経過を大事にする方

などなど。

それぞれのやり方と想像力とに感謝と敬意を払いながらコミュニケーションをとりたいなあと思いました。

そんなわけで、優しいことばかり言う方、私は大好きです。


補足ですが
「私はその言い方だと、真意を誤解しちゃうかもしれない」とか「今の私には言葉が強すぎて大事なことが入ってこない」とか、自分が受け取ったコミュニケーションに、自分事として返すのは大事だと思っています。


おまけ
これを書きながら矢沢あい先生の名作
「ご近所物語」第5巻に掲載されていた
特別編「カラフル」の中の一言を思い出しました。

自由を制限された場所で それを主張するのは むしろ戦いないなのだ

ご近所物語【5】

(読み返したら泣けてきたぜ・・・。ご関心おありの方ぜひご一読を!!)

自分らしくあるり続けることは戦いなのかもしれません。。。
みんなも私もがんばってる!!


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