フランスひとり旅① ボルドー

フランスに来たのは、
ひとりだったけれど

ひとりで旅をするのは、
今回は昨日がはじめて。

早朝にパリを出て、
昼前にボルドーに到着。

パルモン広場で
ひとりボルドーワインを
乾杯し、本格的に旅がはじまる。

Pavé de bœuf à la sauce bordelaise

実は、フランスで
ひとりで飲食店に入るのは
ここがはじめてだった。

日本ですら、
ひとりでカフェとファミレス以外の
飲食店に入らないわたしには

ちょっと勇気のいることだったけど

« Vous avez une place pour une personne ? »
とウェイターに声をかけたら、
とても感じ良く案内してもらえた。

また、ボルドーといえば
カヌレの名産地。

ワインの製造に
大量の卵白を使用するため

余った卵黄で作られたのが
カヌレのはじまりらしい。

Cannelé

« Le Toque Cuivrée »という
地元のひとたちにも

人気のカヌレ屋さんで
0.70€(100円くらい)
の一番大きいサイズを買って、

近くにあった
オペラ座の階段に座って食べた。

外がパリパリとしていて、
中はもっちり。

甘味は強くなくて、
大きいサイズでも
さくっと食べられた。

地元の人のランニングコースにもなっているガロンヌ川沿

ちょうど、前の週末は
高校のクラスメイトと
アルザスを観光していたけれど

金銭感覚も趣味も
あまり合わない2人だったので
ちょっと疲れた。

「フランス人はよく文句をいう」
と言われているけれど

一緒にいた2人も文句を言いながら
観光していたので
ちょっと疲れた。

だから、ひとりでのんびりと
暖かいボルドーをまわることができて、

それに、
美味しいお酒にもありつけて、
本当に幸せ。

Place de la Bourse

歩き回って、疲れて
19時過ぎには
ベッドの上から動けなくなって

そのまま22時ごろには
寝てしまった。

夜のボルドーを見るチャンスを
すっかり逃してしまったことは
惜しかったけれど、

2日目の朝、チェックアウトの前に
街で必要なものを買えたから
よしとしよう。

実は、自分の写真を家族に送ったら
「ちょっと太った？」と言われたので

ランニング用のウェアとシューズを
購入。

こっちの料理は
ひとり分でも量が多いから

しっかり運動もしないとね。

すっかり別人になって
帰りたくないから。