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UK滞在一週間:キャットコールされた話。

こんにちは。あんなです。

UKにお引越ししてから早くも一週間が経ちました。
部屋を斉たり、必要なものを買いに行ったり、授業の準備などで、気付いたら1日が終わっています。

そんな中、同じ寮に住む女の子たちと少し足を伸ばしてビーチに行く約束をしました。初めての北海。女の子6人でバスに揺られ、私たちは海辺の小さな街にやってきました。

気温はそこまで低くなかったものの、海に足を忍ばせると水温はとても冷たく、捲り上げたズボンを濡らしながらキャーキャーと騒ぎ午前を過ごしました。

近場のカフェで昼食を取り、暖かいチャイティーを頂いたあと、海辺を散歩することに。

地元の人が多く、子供たちが凧をあげたり、老夫婦が犬の散歩をしていたりと、ゆっくりと時間が流れる街。

ボーッと海を眺めながら歩いていると、急に視界に男性の顔が入ってきました。

"Hola, Senorita!" (やぁ、姉ちゃん!)

30代後半くらいの白人男性がニヤニヤしながら大きな声で叫んできたのです。わざわざ私の顔の近くまで身を寄せ、マスクをしないままその口を開けました。スペイン語で話しかけたのは、おそらく私がスペイン系だと思ったからでしょう。

咄嗟のことに、私はフリーズ。自然と手でパッと顔を覆ったのを覚えています。

凍る私の隣で、他の女の子たちが次々に男性を罵倒。
男性はぶつぶつと文句を言いながら去って行きました。

これは所謂キャットコーリングと呼ばれる行為です。

キャットコーリング
路上で受ける(おもに声による)セクシュアル・ハラスメント。ナンパ、唐突な話しかけ、容姿についての掛け声、など、道を歩いていると飛んでくる不快な仕掛けのこと。
POUCH 『街を歩く女子にふりかかるハラスメント「キャット・コーリング」』

キャットコーリングは日本ではあまり見ない現象ですが、海外(主にヨーロッパ、アメリカ圏)では大きな問題となっています。女性が街を歩くだけで、見知らぬ男性に声をかけられたり、後をつけられたりする、とても不快な現象です。

以下のビデオをご覧になったことがある方も少なくないのではないでしょうか。女性がニューヨークの街を歩く様子を撮影したものです。

私自身、アメリカに住んでいた頃から経験しているので、初めてのことでは無かったのですが、咄嗟のことにやはり何もできず、しばらく心臓がドキドキしていました。

けれども、私が書き残しておきたいのはここからの出来事です。

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