情熱に満ちたスタッフが魅力！文房具好きの心を捉えるタキザワPENBOX
こんにちは。新潟で専業ライターをしている岩村杏奈です。
唐突ですが、私は文房具が大好きです！
子どもから大人まで幅広い世代に夢と希望、そして面白さを与えてくれる文房具に魅力されて30年以上になります。
そんな私には新潟で一番大好きな文房具屋さんがあります。
新潟小針にある「タキザワPENBOX」さんです。
そこで、今回は「タキザワPENBOX」さんの魅力をより多くの方に知ってもらいたく、記事を書きました。
文房具好きの方、そうでない方もぜひ読んでいただければと思います。
緑の看板が目印
車で走っているとミドリの「PENBOX」という看板が見えてきます。
PENBOX＝筆箱……なんて、文房具オタクの心をくすぐる名前だと思いませんか？
文房具オタクなら一度は足を踏み入れてみたい！と思う、そんな店名です。
【小針駅から徒歩9分】「タキザワPENBOX」
タキザワPENBOXさんは、新潟県小針駅から徒歩9分の場所にあります。
140ｍ先にバス停（新潟医療センター前）があるため、車とバスどちらでも気軽に遊びにいけます。
タキザワPENBOXさんの隣には小嶋屋総本店（小針店）があるので、文房具を堪能した帰りにおいしいお蕎麦を食べて帰る、なんてコースもおすすめです。
「タキザワPENBOX」さんは、十日町にある店舗を本店に、長岡、小針、六日町、魚沼、小千谷の6か所に店舗を展開。
そのうち、小針店だけが「PENBOX」という名前がついており、そのほかの店舗は「文具館タキザワ」という名前で営業されています。
「タキザワPENBOX」さんは、文房具や万年筆の品揃えが多く、ペンは日本海側最大の品揃えといわれています。
店内のペンや万年筆はすべて試し書きができるという嬉しい特典付き。
ペンや万年筆を試し書きしてから購入したいという人には、ぜひおすすめしたいお店です。
また、長岡店も万年筆の試し書きができますので、気になる人は長岡店もおすすめ！
50台停められる駐車場あり
共同駐車場があり、50台停められるようになっているため、車で来ても安心です。
また、お店の前には障害や病気、妊娠、高齢などの理由から歩行が困難な方のための駐車場スペースもあります。
店内にズラリ並ぶ圧巻の文房具や万年筆！
店内に踏み入れた瞬間、並べられている商品に飛びつきたくなります。
大型店に比べて店内の敷地は広くはないかもしれませんが、お店の中に並べられた商品はどれも「これ欲しかったやつ……！」と思うものばかり。
でもちょっとその前に自宅から約1時間ほど車を走らせてきたため、着いてすぐ、お手洗いを借りました。
なかに入ってみると、これまた文房具オタクの心を揺さぶるものが……。
トイレの中まで「タキザワPENBOX」さんの文房具愛を感じました。
早く店舗で商品を手に取りたいと思いつつも、この写真だけはどうしても撮りたかった私です。
万年筆の数は店舗内一！あらゆる万年筆とインクが並ぶ
店内に入るとショーケースの中に飾られている高級万年筆や万年筆のインクなどが目に入ります。
超高級な万年筆や数千円～数万円ほどで購入できる万年筆まで、さまざまな種類の万年筆が用意されています。
高級な万年筆は見ているだけでも緊張しますが、スタッフさんに声をかけると試し書きさせてくれますよ。
長岡店にも万年筆はありますが、万年筆の数は小針店の方が多いとのこと。（長岡スタッフ談)
長岡店・小針店ともに店内に置いてある万年筆は全て試し書きができます。
高級で失敗したくない万年筆は試し書きが必須です。
納得のいく一本を購入するためにも、ぜひスタッフさんに声をかけて試し書きしてみることをおすすめします。
私は以前、長岡店で試し書きをさせていただき、PILOT万年筆「エリート95S」を購入しました。
当初は別の万年筆を購入する予定でしたが、試し書きしたところ書き味の良さに急遽エリート95Sに変更。
こういうこともありますので、ぜひ万年筆を買われる際は試し書きしていただきたいです！
また、万年筆のインクも充実しています。
PILOT、セーラー万年筆、LAMYなど、万年筆好きなら思わず手に取ってしまうインクばかり。
カラフルなインクボトルを目の前に、商品棚の前にしゃがみこんで時間を忘れて堪能してしまいました。
インクの中にはタキザワPENBOXさんオリジナルのインク「雪彩-sessai-」もあります。
雪彩のインクは県外のファンも多く、SNSなどでアップされている方をよく見かけます。
レジ近くには自由に試し書きできる万年筆コーナー
レジの周りにはセーラー万年筆やPILOT万年筆、カヴェコ万年筆など、さまざまなブランドの万年筆が置いてあります。
また、レジ前には新しく出た万年筆を自由に試し書きできるコーナーも。
小針店には万年筆にとても詳しい店員さんがいるので、質問すればなんでも教えてくれます。
が、「しっぽりと万年筆を試したい……！」という方には、レジ前の試し書きコーナーがおすすめです。
それぞれの文字の書き味を確かめたいので。
これはFote biiroの万年筆！
Fonte biiroの試し書きは、私がお店を訪れた理由の一つでもあります。
試し書きできる万年筆は限られていますが、発売されたばかりのものや発売され話題になった万年筆などが試せます。
「じぶんの角度に合わせて書ける」画期的な万年筆。
もちろん私もガッツリ試し書きさせていただきました！
文房具オタクの心をくすぐる商品が満載！
タキザワPENBOXさんの一番の魅力は、大型店よりも狭い敷地にもかかわらず、文房具オタクがSNS等で目をつけていた商品が高確率で置いてあることです！
「文房具屋さんに目的のものを買いに行ったのに置いていない……と絶望して帰宅。」
なんて経験ありませんか？
私はかなりあります。
出かける前に欲しい商品を手にした妄想をしながらお店に向かうので、欲しかった商品が置いていないと帰りは絶望です……。
大型店でこれだけ売り場が広いのに私が買いたい商品が売っていない。
そんなジレンマをいつも抱えていました。
でも！タキザワPENBOXさんは、大型店よりも小さな売り場にもかかわらず、高確率で欲しいと思った商品が置いてあります。
思わず私がコレを買いにきたのを知っていたのではないか？と思うほどです。
大型店ではなかなか見られない商品もズラリ
タキザワPENBOXさんには大型店ではあまり置いていない魅力的な商品もたくさん置いてあります。
私が知る限り、近くの文房具屋さんには置いてありませんでした。
日本文具大賞を受賞した「本に寄り添う文鎮」も！
文房具メーカーさんのアイディアに脱帽！
また、新潟限定マステなんかも。
新潟方言じゃなくて、長岡方言というところが面白い！
スタッフさんに話を聞いたところ、女性バイヤーさんが文房具好きさんの心に突き刺さる商品をピックアップし、取り揃えているのだとか。
あまり在庫を抱えられない状態で、お客様が求めている文房具を選び出し、取り揃えるプロのお仕事にただ、ただ感動しました。
プロとはこういうことなのかと。
タキザワPENBOXオリジナル商品も満載
さきほどのマステもそうですが、タキザワPENBOXさんはオリジナル商品や大学、企業とコラボした商品を多数販売しています。
セーラー万年筆さんとタキザワPENBOXさんコラボのオリジナル万年筆。
「星降る日本海」
スタッフさんいわく、万年筆にちりばめられている無数のラメを入れる技術が高いとのこと。
日本海に星が浮かんでいる、美しく可愛い万年筆ですが、お値段は可愛くありません。（笑）
値段は60,000円（税別）～62,000円（税別）！
※ニブ（ペン先）によって値段が変わります。
それでも万年筆の素晴らしさに魅了された方々が多数購入されていきます。（現在ネットでは売り切れになっているニブも）
笹団子は35,000円（税別）～37,000円（税別）なので、「星降る日本海」よりも手を出しやすいです。
こちらもセーラー万年筆さんとコラボされています。
文房具オタクからすると、県内の文房具屋さんがあのセーラー万年筆とコラボするなんて、もはや誇りでしかないです……！
1個質問すると10個の情報を返してくれる小日山さん
「タキザワPENBOX」さんの魅力は、魅力的な文房具や万年筆だけではありません。
真の魅力は働いている「人」にあります。
そもそも私がこのタキザワPENBOXに大きな魅力を感じたのは、文房具や万年筆を心の奥底から愛しているスタッフさんがいたからです。
それが、店長代理の小日山健太郎さん。
ハッシュタグって作れるんだ……！と初めて知りました。
おそらく、タキザワPENBOXに来られるお客さんなら小日山さんを知らない人はいないでしょう。
初めて来店したときも気軽に声をかけてくださって、万年筆のことや万年筆のお手入れ方法などについて詳しく教えてくださいました！
小日山さんは、「買わなくてもいいからこの空間にきてゆっくり文房具や万年筆を楽しんでもらいたい」という思いで接客されているそう。
商品は値段ではなく、どれだけ納得して買うかがとても重要だ！と語っていました。
なので、商品は手に取って納得してから購入してほしいとのことで、衝動買いはおすすめしないのだそう。
普通ならガンガン押して商品を買ってほしいところなのに、小日山さんは一番にお客さんのシアワセを考えて接客されていると感じました。
小日山さんはタキザワPENBOXさんに来る前はアーティストなどを裏で支えるお仕事をされていたそう。
人に喜んでもらうことが全ての原動力とおっしゃっていました。
内面からにじみ出る人柄の良さに小日山さんを頼ってくるお客さんも多く、私が来店した日も個別に相談しにきていたお客さんが。
そんな小日山さんの接客姿勢にいろいろな面で刺激を受けました。
小日山さんは、どの商品に対しても情報量が多いですが、特に万年筆の情報が桁違いにあります。
万年筆を使ってみようかなと思っている方や文房具好きのスタッフさんと文房具愛について語りたい方はぜひ来店されてみてください。
予想外のものも購入してしまう！それが店頭の破壊力か
「タキザワPENBOX」さんに来店して、実際に私が購入したものはこちらです。
サラサ3Cクリアカラー0.5mm
フリクションWaai ベルベットレッド 0.5mm
PILOT✕ヘラルボニー フリクション0.5mm「BIG STEP」
雪彩紙
トラベラーズノートリフィルレギュラーサイズ軽量紙 013
ちなみにPILOT✕ヘラルボニーのフリクション以外、全て予想外の買い物です……！
（これが店頭の破壊力なのだよ）
かくいう私も相当通販に頼っていますが、必ずポチる前に「タキザワPENBOX」さんが頭によぎります。
店頭で実際に手に取って文房具の魅力を感じ、最高の満足感・納得感を持って商品を購入したいからです。
店頭で実際に触ったり、スタッフさんの説明を聞いて購入にいたったり、ほかのお客さんが購入するものきっかけで新たな商品に出会えたり。
これら全部、通販ではできないことばかりです。
もう、本当に、行ってみてほしい……！
直接お店に来られない人はネット販売もやってます
あれだけ、店頭販売を語った私ですが、やむを得ず通販に頼らなければならないときもあります。
そうです。
タキザワPENBOXさんに来たくても遠方に住んでいたり、忙しくなかなか時間が作れなかったりすることもありますよね。
安心してください。
タキザワPENBOXで販売されている商品は、ネットでも購入できます。
どの商品も文房具ファンの心を揺さぶってくるものばかりなので外れなく、安心です！
特に文具館タキザワオリジナル商品は必見。
気になる人は、ぜひサイトを覗いてみてください。
まとめ
今回は文房具オタクの心に突き刺さる文房具や万年筆、インクを販売している「タキザワPENBOX」さんをご紹介しました。
来店して欲しかった商品が買えたこと、新しい魅力的な文房具と出会えたことにとても心が満たされました。
また、自分にとって最高の文房具を手にできたこと以上にスタッフさんと文房具について永遠と語れたことがなにより嬉しかったです。
素敵な文房具に触れたいときや誰かと文房具の素晴らしさを共有したいとき、お子さんの文房具を選びたいとき。
そんなときには、ぜひタキザワPENBOXさんに立ち寄ってみてください。
タキザワPENBOX（小針店）の情報
アクセス
新潟県新潟市西区小針3丁目1-1
TEL (025)378-1656 / FAX (025)378-2669 / E-MAIL penbox@takiprit.com
定休日 ： 不定休
営業時間 ： AM 10:00～PM 7:00
Instagram：文具館タキザワ
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