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自信を失うこと、自立に繋げること。

私はコロンビアで生まれたし、何回もコロンビアに来ている。

今回は社会人になってからはじめてコロンビアに来たことで、
これまで感じたことがなかった気持ちをたくさん感じている。

私は日本では大人として自立した生活をしているのに、
コロンビアでは何も知らないし何もできない。

いとこたちは私と同じように大人になっているのに、
自分だけ取り残されたような感覚。

例えばコロンビアの社会保障や医療制度についてはほとんど何も知らないし、
どうやってその情報にアクセスすればいいのかもわからない。

それどころか生活に必要なものをどこで買うことができるのか(食品や薬はスーパーやドラッグストアに行けばいいけれど)、手続きをするにはどうすればいいのかなどは全くわからないので、親戚など知り合いを頼らざるを得ない。

アジア系の顔立ちは目立つのであまり一人で出歩かないほうがいいと言われ、一人では行動ができない。
自分一人で何もできないことが、これほどまで自信を失うことであることを痛感した。

SOL LUNAで繋がっている外国人女性たちも、日本で生活する上で私と同じような経験をして、同じような気持ちになることがきっとたくさんあると思う。

孤立を防ぐために繋がりを作って、何かあった時に頼れる仕組みを作ることは大切だけれど、それだけではなく、彼女たちが自立できるようなサポートも少しずつ増やしていき、自信やエンパワーメントに繋げる取り組みを進めないといけないなと強く思う。

人に頼り続けることってとてもしんどい。
それは外国人だけではなくサポートを必要とする高齢者や障害者も同じかもしれない。

「支援」で終わるのではなく、その後の自立まで繋げる取り組み。

改めて自分がやらなければならないこと、
そしてやりたいことが明確になった出来事でした。

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