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材質と温度で考える茶器

先日のお茶会で、ティーポットについて質問されました。
「(お茶会で)使っているティーポットやカップは、陶磁器がほとんどですが、ガラス製のオシャレなティーポットなどはあまり良くないものなのですか?」
ガラスは見栄えは綺麗ですが、割れやすいので、あまり持ち歩きたくない…という理由で、その日のお茶会には使用しなかっただけなので、「ガラスのポットもしっかり保温すれば美味しいお紅茶が淹れられますし、素材ごとに良さがありますよ。」とその場では簡単にお答えしました。
しかし、細かく考え話すととても長くなるので、改めて記事にまとめることにしました。

陶磁器

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まず、磁器と陶器の違い、ご存知でしょうか?

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それぞれの特徴を書き出していきます。

陶器
・素材は土
・吸水性が有る
・保温性が高い
・透光性がない
・温まりにくく、冷めにくい
・素地が多孔性で、空気が含まれる為、呼吸をする
・使い込むと茶渋が浸透し、器肌に変化があることも。

磁器
・素材は石
・吸水性はない
・透光性がある
・温まりやすく、冷めやすい
・素地が緻密質で、硬い

この先は有料記事になります。
特に紅茶に向いていると言われる白磁やその特徴、使い分け方など…

興味を持っていただいた方は、是非、お勉強していってください。

また、お紅茶やハーブについて、お勉強しながらお茶をするのはいかがですか?
お誘い、お待ちしております。

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https://www.anna-maria-teatime.com

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