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【休職日記】周囲の人の温かさたるや。②

こんにちは。休職期間に入って約1か月になります。
仕事から離れている今、割と元気に穏やかな日々を過ごしています。

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引き続き、周囲の人の温かさを感じたエピソードを備忘していこう。
本当に、人は一人で生きていけないなあと感じている。
ひとりで生きていけると思うのは、普段周りに支えられていることに気付けていないだけなんだろうな。

➂先輩のTさん

新入社員の時から何かと気にかけてくれて、業務でもプライベートでも非常にお世話になってきた先輩。

面倒見がよくて、人望があって、人一倍仕事ができて、今は海外に出向しているエリートコースまっしぐらの先輩も、以前は仕事のストレスで心療内科に通っていた。
そんな経験も踏まえ、休職前から休職中の今に至るまで、ずっと電話やLINEで私の相談にのってくれている。

Tさんからのメッセージにはいつも愛がある。
決して焦らせず、復職を強要することもなく、かといって突き放すわけでもなく、私にとって最善となるような励ましやアドバイスをくれる。
ちょくちょくどうでもいいLINEもくれる。笑
これまでのメッセージを見返すと、毎回毎回こんな言葉にあふれていた。
「お前は大丈夫や。」
「心配しなくていいからな。」
「みんなお前の味方やから気にしなくていいからな。」
「間違いなく良くなるから大丈夫。」
「何回も言うけどほんまにお前は大丈夫や。」

これからどうしようと不安でいっぱいな自分に対して、何度も何度も「大丈夫だ」と言い切ってくれること。
同じような苦しさを乗り越えてきた先輩からの言葉だからこそ、この「大丈夫」にはとてつもない安心感とパワーをもらえている。
なお、私は人に「お前」と言われると普通にカチンとくるのだが、この先輩に言われるのは嫌じゃない。
なぜか温かい感じがするのだ。

目標にしたいと思えるひとに出会えたことが、この会社に入って1番よかったことだとしみじみ思う。
今後どんな道に行くとしても、Tさんのようにいつも周りを思いやれる人になりたい。
そして、もし周りで精神的な面で苦しんでる人を見たら、自分の経験を活かして1人でも多く寄り添って支えてあげられるようになりたい。

まずは自分が完全回復することが大優先だけど。

④退職した元同期のSちゃん

戻るか辞めるかをぐるぐると考えて出口が見いだせていない私が助けを求めたのは、1年半前に同じく適応障害で退職したSちゃん。
仲がよかったので辞めちゃうと知った当時はショックだった。

つい先日、テレビ電話で久しぶりにお話して、当時の心境や退職に至るまでの流れなどを話してくれた。
同じ会社で同じ状況に陥った者同士なので、共感の嵐。
【休職日記】嫌いなことで死なない、という生き方について考える』の記事にも書いたが、私には負荷の大きな仕事で日々ストレスを抱えつづけるという生き方が向いていないと思う。
けれど、今の会社が求めているのはその働き方で、社員の多くはそれを肯定的に捉えることが出来る人たち。
だから、こんな本音をぶつけられる人はいなかった。
Sちゃんと私の考え方は非常に似通っていて、彼女は自分の気持ちに正直に生きることを選んで退職し、今は自分に合ったゆったりとした働き方をしている。
幸せそうだった。10年後の将来の夢もいきいきと語ってくれた。
辞める前最後にみたSちゃんは文字通り「げっそり」という感じだったけれど、いまはその影もなくて心から嬉しかった。
休職を報告してから色々とメッセージをくれたり、こうやって相談にのってくれたり、「どんな選択をしてもAnnaの味方だよ」と言ってくれたり。
ありがたいなあ。

⑤大学時代の友人たち

大学時代に仲良くなった大好きな3人の友人について。
このnoteを見るかもしれないから、こうやって書くのはちょっと照れ臭いんだけれど。笑

就職のためみんな東京に行ってしまったけれど、便利なスマホのおかげでこの3年間ずっとグループチャットで話を続けられてきた。
嬉しいことがあったときには最上級のお祝いを、仕事がつらいと愚痴れば共感と労りを、どうでもいい話にも気楽なコメントをよせてくれた。

そして「最近なぜか涙が出てくる」とつぶやいた時、会社を休んでとにかく早く病院に行くように勧めてくれたこと。
おかげで踏ん切りがついた部分もある。感謝。

毎日のように話をしている気分だったけれど、やっぱり直接会って話がしたいと思い、東京にひとっ飛びすることに。
主治医からは、しんどくならない限りは好きなことをして過ごせばいいと言われているので、この機会を利用して大好きな人たちに会いに行くことにしたのだ。
忙しい中時間を作ってくれて、卒業ぶりにみんなで集まることができた。
同じ大学の同じ英文科で学んでいたのに、結婚をして子育て中の子もいれば、バリバリ働きキャリアアップを目指している子もいて、一休みしている自分もいる。

まったく違う人生を歩んでいるけれど、集まれば学生時代のときのように会話に花が咲く。
変わってしまったものはたくさんあるけれど、変わらずに関係を続けていられることを当たり前だと思わないようにしたい。

これまで関わりがあった人たちのうち、今も変わらず連絡を取り続けているのはほんの一握りだ。
また会おうって言って別れて、会わなくなる人が大半。
寂しいけれど、そんなものだと思う。

だから、大好きな人たちと関係を続けていく努力は怠らないようにしたい。
また、会いに行きます:)

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自分を支えてくれている人はまだまだ沢山いるのだけれど、きりが無いのでこのくらいにしよう。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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