見出し画像

【休職日記】2か月間の休職延長と揺れる心

あと数日で1か月の休職期間が終わるという一昨日、4回目の診察に行ってきた。
結果と考えたことをメモする。

〇ゆるりと休職延長が決定

診察は何度か繰り返したこの流れ。

先生「体調はどう~?」
私「良くなっています。昼はなぜか眠くなっちゃうけど、夜はちゃんと眠れます。」
先生「夜寝れてるなら昼寝はしてもいいよ。気分は?」
私「やっぱり復帰に対して前向きにはなれないです。職場に戻らなきゃいけないなら辞めたいと思ってしまいます。」
先生「何か明確にやりたいことがないのなら、辞めるという判断はまだしない方がいいと思うよ。この会社が嫌いなわけじゃないんでしょ?」
(第一志望の会社だったし、実際に会社の人たちは大好きなのでこう言われると「いいえ」とは言えない、、、)
私「はい。ただこの負荷の大きい職場で働いていける自信がないです。こんなに苦しいと感じるなら自分に合った働き方がもっとあると思うし、、」(仕事を思い出す話になると毎回泣けてくる。)
先生「それは大丈夫。今は自信を無くしてるかもしれないし、やめたいって気持ちが強いのかもね。今の気持ちがそうなのは全然いいよ。でもね、何回も言うけど気持ちは変わるから。能力も足りないなんてことは絶対ない。足りないように感じてしまうのは今疲れてるだけだから。今は辞めるも復帰も考えないでもう少し休んだらいいんじゃない?」

実際のカウンセリングは30分くらいあったので省略しているが、だいたい上記のような流れでぬるっと休職延長が決まった。

正直なところ日常生活に支障がないレベルには回復しているので、もう復帰しろと言われるのではないかと不安だったが、何も言わずとも休職延長がきまりちょっと拍子抜け。

自分では下記のような理由で延長を判断されたのかな、と考えている。

・仕事の話になると泣けてくるのでまだ不安定だと判断
・転職先があるわけではないのに辞めたいと言う=冷静な判断ができていない状態と判断
・そもそも適応障害の症状が回復するのは平均3か月くらいかかるので、たいていが延長するもの
・単純に私がもっと休みたそうだったのをくみ取ってくれた

延長を判断された明確な理由は分からない。
でも現時点で復職する気にはなれないし、今後どうするかも決められていないし、お医者さんが言うならじっくり考える期間をもらえたと思って休ませてもらおう。

〇診断書について

1週間以上会社を休むには診断書の提出が必要なので、最初の診断書(1か月間分)の期間の翌日以降分を新たに書いてもらう必要がある。
診断書の値段は自院様式(簡単なもの)で平均額 2,265 円らしい。私の通う病院は平均よりやや安い2,000円だが、保険がきかないので何度も出してもらうのはちょっと痛手だなと思っていた。

そんな私の心情を知ってか知らずか、
「1か月にしとく?2か月にしとく?別に途中で短くすることは可能だから2か月にしとこっか~」と言う主治医。
内心「ラッキー」と喜ぶ私。(おい)

ちなみに主治医曰く、2か月間にするメリットは診断書代が浮くことで、デメリットは仕事の勘が鈍ることらしい。まあそうだよね。
いずれにせよ休務の診断書だけではなくて最後には就業可能の診断書を出す必要があり、そこでもお金はかかってくるため削れるところは削っておこうと思い、2か月間の休務の診断書を書いてもらうこととなった。

お医者さんが出す診断書はもっと厳格なものというイメージがあったのだけど、そのイメージは覆されつつある。
私の主治医の出し方は、良く言えば患者の意向に沿ってくれて、悪く言えばいい加減。笑
他の病院はどんな感じなんだろう。気になるところ。

〇気持ちの変化

これまで、主治医とのカウンセリング、会社の先輩とのメッセージのやりとり、休職後復帰した父の経験談、休職後そのまま退職した同期への相談、noteでの感情の吐露などを経てきたが、私の心情は揺れ動き続けている。

・主治医「辞めると決めるのは時期尚早だからもう少し休みなさい。きっと気持ちは変わるよ。」→復職推し
・会社の先輩「これ以上自分に鞭を打って続ける必要はないけど、大きな組織だから業務負荷の少ない部署はあるはず。その可能性を考えてからでもいいんじゃないか。」→中立
・休職後復帰した父「多分人事に言ったら負荷の小さい部署に異動させてもらえるから相談してみなさい。」→やや復職推し
・休職後退職した同期「Annaと私の価値観は似ているから、今の会社で働き続けることは苦痛だと思う。押し付けるわけではないけど、私は転職して幸せだし、辞めても全然なんとかなるよ。」→やや退職推し

みんながみんな色んなことを言うから、分からなくなってくる。
だけど、共通しているのは私のことを想って言ってくれているってこと。
(主治医だけは会社の産業医だから会社目線で話を進める傾向がある気もするけど。)

だからこそ、決断は絶対に自分ですると決めている。
自分で決めたことならたとえ失敗しても後悔はしないし、大好きな誰かのせいにしなくてすむから。

前の投稿で「私の幸せは今の会社では得られない」という本音に気付いたはずなのに、いざ辞めることを考えると、職場の人との楽しかった思い出など今の会社の捨てがたい部分ばかりが頭をよぎる。

最初は「もう今の会社で働くなんて考えられない」という思いでいっぱいだった。
けれど今はもう一度挑戦してみて、それでも駄目なら辞めようという気になっている。
先生の言う通り、気持ちは変わるものなのかもしれない。

なんて移り気な私の心。
決断まではまだ猶予があるので、後悔しない選択が出来るように、もう少し観察していこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?