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「荘」日誌

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函館市弁天町「旧野口梅吉商店ーわらじ荘ー」と「旧西浜旅館-みなも荘-」「旧中国茶屋−きらく荘−」に住んでいる荘民が発信する日々の日誌です。 毎日の生活を10年後も笑えるような、そ… もっと読む
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#生活共同体

もやもやから逃げるなよ、自分。

ーーーーー拝啓 自分探しの旅にでた過去の自分へ。旅にでて、自分を見つけられましたか?自分とは「なにか」分かりましたか?たぶん、答えは見つからなかったでしょう。だって今の私も自分が「なにか」だなんて分かっていないのですから。ひとつだけ言いたいことがあります。それは、自分を探しても、探しても、結局はあなたの心の中にしか自分なんてないんだよ。ということーーーーー もし、過去の自分に手紙を送ることができるのなら、私はこんな手紙を送ります。自分をさがしていたあの頃、先進的なあの国に行

私が「わたし」であるために、「わたしの店」をもつのをやめました。

私は今、函館市の弁天町にある旧野口梅吉商店という古民家を改装して「わらじ荘」と名付け大学の友達と住んでいます。 昨日、6月1日、わらじ荘の一階にて、住人であるごーくんが、得意の手作り料理とビールの知識を活かして飲食店をオープンすることになりました。17時~23時のオープンです。 コロナ前の計画日中は図書館と工房と喫茶店を兼ねあわせた、「図書工房てまひま」という「わたしのお店」をやる予定だったんです。当初の計画では、不特定多数の方に開くということを目的としていました。(学校

共同生活の日常、人生に向き合う期間。

ここで過ごす日常は、極上の幸せなのである。 たとえ、コロナの今の状況になったとしても、 毎日誰かがお菓子やカレーを作っている。 ハーブを育て、釣りをして、 散歩に出かける。 いつも通り街の人通りは少ない。 密になることもない。 静かなこの街で 私たちは、5人で暮らしている。 好きな人たちと、好きな場所で 大好きなことを披露しあうのだ。 そんな毎日を過ごしている。 自分がなにをしたいのか、 どうやって生きていきたいのか 自分と向き合いながら日々考えな