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新卒4ヶ月でうつ病になってリタイアした私が、障がい者雇用で社会復帰する話

こうゆうタイトルの話って、「こうすればうつ病が治る!」とか「社会復帰に必要なのはこれだ!」とかっていう話が多いような気がしますが、私はそんな高尚な人間ではないので、それはお伝えできないなと思った次第です。

じゃあ何を伝えるために書いてんだ?って話なんですが、勢いだけで書き始めちゃったのであまり思い浮かんでいません。


現在2023年3月19日19時04分。私はいつも22時には薬を飲むのでそろそろ風呂に入らなければなりません。あーあまた風呂。寝ても覚めても風呂です。

少し前に書いた風呂の記事です。


新卒を4ヶ月でリタイアしたその日。私はもう働けない烙印を押されたような気がしました。そこから数年間ニート生活を続けていました。外に出るのは2週間に1度の通院だけ。家と病院を往復するだけの生活。「あれ?私の人生って、こんなんでいいの?このまま死んでいくのか?」と思う毎日でした。

Instagramを見ると、社会人としてバリバリ働いている友達と自分との落差に絶望しました。

その絶望から死にたくなる日もありました。でも勇気がなかった。今ではなくて良かったと思います。

とにかく有り余る時間だけがありました。生きたくないと思いながらも腹は減ります。仕方なくご飯を食べて食べて食べると何故か涙がでてきました。味のしない白米。ぬちゃぬちゃと咀嚼する音だけが脳内に響き渡ります。ああ、なんでご飯食べているんだろう。
それでも母が仕事前に作ってくれた、名前のない野菜炒めを食べていると、その暖かさに涙が止まりませんでした。涙と鼻水と野菜炒めを口いっぱいに頬張りました。

「泣きながらご飯を食べたことのある人は、生きていけます」

今ならこの言葉がすごく分かります。知らない人は急いで「カルテット」を見てください。私もまた見返そうと思ってます。

死にたいと思いながらも、生きるために飯を食べる。そんな最高に矛盾した行為を私は繰り返していました。


そんな私でも4月1日から社会に戻ります。戻ることができました。

一度人生の底を歩いてきました。面構えが違います。数年間のニート生活も悪くなかった。

ひと足先に社会に戻ろうと思います。

それでは。

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