迷鑑定バディハイキング
本文
意味不明な鑑定をする二人組が、ハイキングに出かけた。
人呼んで、「迷鑑定バディハイキング」。
これは、その旅路の一部始終である。
「これはシタイバミと言ってな、死んだ動物はこいつが骨の髄まで分解するんだよ。山がきれいなのはこのおかげだ」
「おい、これは新種の花だぞ!そうだな、キサイユリとでも名付けようか」
途中省略
しばらく行くと、2人は開けたところに出てきた。
実はこの場所は、何者かがかつて遭難した場所である。
上から見るとSOSと読むことができる。
そんな場所で、2人はまた謎の鑑定を始めた。
「ここだけ人の手が加わっているな……………文明があったのか?」
「おい、植物の高さが一定になっているところがあるぞ!これは重要なヒントに違いない!」
「おお、そうかもな」
「ふむふむ……これはナスカ同様、地上絵ではないか?」
「何が描かれている?」
音声はここで途切れている。
果たして2人はどこへ行ったのか。
2人が入った山が曰くつきであることが伝えられたのは、1か月後のこと。
あとがき
ごきげんよう。月ノ宮闇と申しますわ。
本日は裏お題で書いてみましたのよ。
面白いけど不穏な要素が隠れているお話、中の人の好みですのよ。
それにしても飛躍しすぎましたわね…
文字数オーバーで申し訳ありません。
それではこの辺で。ごきげんよう。
クリエーターとして活動していくために、よりよい機材などが必要でございますわ。 ぜひご支援の程、お願い申し上げますわ。