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令和 is coming to us.

こんばんは。


いよいよ、あと数時間で「令和」がやってきます。

私にとったら初めての元号改正。

明日も平成の今日と何も変わらないよ〜とひねくれたことを思いながら、自分の子供や孫に、「平成って恐竜いた?」だとか、私が昭和生まれの両親に聞いたようなことを言われるのだろうな〜と、思いを馳せています。

なのでこの写真。



「平成最後の」

この言葉は陛下がご退位を表明されてから、どこに行っても耳に、目にする言葉でしたよね。


4月1日に新元号「令和」が発表されてからも、やはり多く使われているのは「平成最後」という言葉。


- みんな新しいものに興味ないのかな? 

- そんなに平成に愛着があるのかな??

- みんな過去に縛られすぎじゃない?もっと前向こうよ、令和yeah!!!!


なんて、そんなこと思いそうになりましたが、そうではない。


私が先を想像して毎日胸を躍らせているのと同様、

平成というもう二度と来ることのない時代に、皆がそれぞれにやり残したこと、平成時代の辛い楽しい思い出を考えたり、振り返ったりして胸を躍らせているわけだ。

私が未来を想像してワクワクしているのと同様、きっと「平成最後」に数ヶ月ほどワクワクしていた人もいるに違いない。



某番組で、陛下と皇后様がある老人ホームを訪れた際のエピソードを紹介していた。お二人が訪問された時は、利用者さんたちがジャンケンをし、負けた方が相手の肩もみをするというゲームをしている最中であった。

その際に、陛下がある御婦人とジャンケンをし、負けて一般人であるその方の肩を揉んだ、というエピソードであった。国民と一気に距離が縮まったことを象徴するエピソードだと言われている。

とても心の温まるエピソードであるが、それだけではない。

何と陛下がわざと負けて、御婦人の肩もみをされたと予想されるものであるからだ。陛下とゲームをする前に、手が麻痺しているためグー以外思ったように手が動かない、と話しており、それを見かねた陛下がわざとチョキを出して負けた、という話まであった。素敵やなあ。



比較的家族が集まるGWに、元号改正を行ってくださってありがとう。おかげさまで、家族の間で平成の思い出を語り合うことができました。

最後のお言葉も、とても感謝の気持ちが私にも伝染した素敵なお言葉でした。



令和も、きっと良い時代になるに違いない。だってこんな素敵な方の背中を見てきた人が、日本にはたくさんいるんだもの。



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