チャーハンのこと。

チャーハンが好きです。

チャーハンの良さを、わたしの独断と偏見によりつらつらと書き連ねているだけです。読み返してみて、我ながら乱暴な書き方をしています。人によっては不愉快な表現もあると思います。ご意見無用の私的文章であることをご承知いただける方のみ、そしてここで時間を無駄にすることを厭わないという方のみお付き合いくださればと思います。


チャーハンの何が良いって、それ一品で野菜とお肉とお米がまとめて食べられること。入れる野菜もお肉も基本はなんでもあり。味付けだって、塩・胡椒・醤油・鶏ガラダシで大体オッケイ♪という手軽さ。

わたしは基本的に食事の支度が嫌いである。メニューを考え、準備し、調理し完成するまでになんやかんや時間がかかる。なのに、食べ始めから食べ終わりまでせいぜい10分という、かけた時間の割に楽しめる時間が圧倒的に短いというところにイマイチ納得がいっていない。(【準備】対【楽しむ時間】に関することは料理に限ったことではないけれど。)

そして白米とお味噌汁におかず一品。ではなんだか手抜きをしているように捉えられる。わたしとしてはそれ以上食べて過剰摂取にならないか不安に思わない方が不思議だ。

この過剰摂取というのは、【塩分】だ。おかずの種類が増えれば増えるほど、塩の量も増えるじゃないか。「白米をそのまま食べられるヨ!」という方なら一品のおかずで事足りる人と勝手に想定するので、ここでは『白米を食べるためにおかずを欲している』という状況に関して考える。

例えば日本食。

お味噌汁・焼き魚・何かしらのおひたし・卵焼き・煮物。

上記のメニューに対し、お塩は一体どれほど使われているんだろう。


例えば、どこかの国の食事。

スープ・サラダ・何かしらのお肉のグリル・何かしらの野菜のソテー。

結構な塩の量が使われているはず。


ビバ・チャーハン!である。

数種類の野菜を細かく刻んだりするのは正直面倒ではあるが、数種類のメニューを作る面倒臭さを考えれば、こんなもの鼻歌交じりでさっさと終わらせられる。

わたし的こだわりはにんにくと生姜のみじん切りを入れること。にんにくと生姜は万能調味料だ。これさえ入れておけば、大抵の簡単手抜き料理もそれっぽくなる気がする。「人に会う予定があるのににんにくなんて…」?何を言っているのかさっぱりわからない。一片ほどのにんにくに多くの人を不愉快にさせるほどの力なんて持ち合わせちゃいない。ここは美味しさを優先すべきである。というより、にんにく=悪というその感覚を今すぐ三角コーナーに捨てるヨロシ。

このにんにくと生姜のみじん切りに塩・胡椒・鶏ガラダシを入れれば【味】は完成です。気分に合わせて醤油も美味しいですね。

鶏ガラダシなんて化学調味料、体に良くないものなんて使いたくないっ。

笑止千万。

今、ここにいるわたしたちは超絶(?)過酷な生存競争を勝ち抜いてきた優秀な遺伝子たちである。そしてコツコツと進化や退化をしながら日々グレードアップを繰り返し生きてきた勝者なんである。一生のうちに摂取する鶏ガラダシの量なんてたかが知れている。よっぽどパンチの効いた濃い味を求めるツワモノではない限り、体に悪影響を及ぼすことなんて、ナイナイ。むしろ予防接種の如く、毒をもって毒を制す精神でいかねば体が怠けるじゃないか。


という気持ちでチャーハンを大量に作って冷凍しては、寝坊した日のお弁当として会社に持って行ってたOL時代のわたし。なんだかわからないが、何かをこじらせているように見えて若干心配ではあるが、チャーハンが好きだということは今でも変わりません。


ちなみに、ご飯がべちゃっとなる…とお困りの方。油は多めに使用してくださいね。自分が心配している程、自炊生活をする上では油ってそんなに使っていないと思います。心配なら野菜は炒めずに済むようにレンチンすれば解決します。あとは焦げない程度の火加減でお米がパラパラになるまで炒めることです。結局、べちゃっとなる原因は水分だと勝手に思っているので、面倒ではありますが長時間炒めて水分を飛ばせばそのうちパラパラしてきます。その際はお米を潰さないよう、木べらは切るようにしてください。面倒臭くてスプーンで作っている方は、根気強くフライパンを揺すってください。

ぜひ、楽しいチャーハンライフをお過ごしください。


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