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なぜ今日は

なぜ今日はこんなに落ち込んでいるのだろう。

その明確な理由が分からず、1日を過ごした。

でも、明確でない理由は少し認識できている。

だからそんな気持ちを表す場所として、これから少しずつこの場を使って自分の承認欲求のようなものを満たしつつ、理由を見つけていきたい。

*写真は大切な友人が海外旅行に行った際に撮った写真。とても素敵でエモかったので、内容とはあまり関係性が無いが、使わせていただく。感謝。

きっかけ その1

きっと始まりは昨年の10月、3年間付き合った彼女に振られ、よりを戻そうと言われた時に意地を張って断ったことにあると思う。

当時、予定の立て込んでいた私は、久々に彼女に連絡が取れない時があった。

その時は自分のことでも精一杯で、そうなることは前に伝えていたため、理解を得ていると思っていた。圧倒的自己中心的で、本当に自分のことで精一杯だったんだと思う。

しかし、彼女は連絡が取れないことに怒り悲しみ僕を振った。今思えば、心配してくれていたのだと思うし、おそらく彼女も何か辛いことがあったのだと思う。しかし、私はそういう風には考えられず理解されていないことに悲しくなり、僕も別れることに賛成した。「3年間も付き合ったのに」という気持ちをおそらくお互いに抱えて。

とても悔しくて、悲しくて、辛かった。

実は以前より、周囲の友人や恩師からはその彼女と別れるように言われ続けていた。彼女は寂しがり屋で、近くにいてくれる人が好きだった。僕は彼女がとても好きだったので、いつも近くにいたかったし当初は何も苦じゃなかったから、その声に耳を貸すことはなかったし、貸さなかったことも後悔していない。

出会い

彼女はとても素敵な人で、人間性にあふれ、自分にストイックで、とても頑張り屋さんで、素直で綺麗な人だった。学業でも常にトップの成績で、研究にもとても真摯に取り組んでいて、真っ直ぐな人だった。

そんな彼女は僕とは正反対の人だった。僕はよく周囲から「変わってるね」とか「不思議だね」と言われていた。言われ慣れていた。これを僕は一般的な人に対して、という風に受け取っていた。しかし彼女は僕に対して初対面で「全然私と違う」と言った。不思議という言葉であいまいにせず、とてもストレートに話した彼女にとても興味を持った。

話すうちに、本当に沢山の考え方が違っていることを認識すると同時に、とてもよく似た共通点も見つけた。それは、自分のことが嫌いだと言うことだった。今思えば、そんなの誰しもが思っていることだと分かるが、本当に自分のことを嫌ってそうに見えるひとが周りにいないと思っていた私は、とても親近感が湧き、彼女に惹かれた。

彼女には当時別の彼氏がいたが、あまり上手くいっておらず、悩んでいることを聞いた。僕は彼女のことをもっと知りたかったし、初めて出会うタイプだったので、会って2回目で付き合いたいと思った。根底が似ていて、でもその上にある考え方が全然違う彼女と相性がいいと思ったからだ。

仲良くなっていくにつれ、ありがたいことに彼女も私に興味を持ってくれた。当時の僕は、「好き」がなんなのか分からなかったが、もっとよく知りたいと思っていたので、彼女が彼氏と別れて僕を選んでくれた時は、とても嬉しかった。

付き合い始めて、最初は苦労することが多かった。彼女はちゃんと芯がある人で、全然違う考えにも僕は理解ができた。でも、あまりに自分と違うことで慣れるのに時間がかかった。最初から最後まで説明してもらわないと、何を言っているのか理解できなかったからだ。それくらい、彼女と僕の間には大きな壁?のようなものがあった。しかし、一緒にいるにつれて互いに互いの違いが分かるようになってきた。

今だから分かるが、彼女は僕から一番遠い存在であり、1番の理解者だった。

環境の変化

彼女と付き合って1年とちょっとが経って、私たちは遠距離となった。その頃には、本当に仲の良いカップルに慣れていたと思う。当時の思い出は、今でも鮮明に覚えている。僕の合格発表で誰よりも涙を流して喜んでくれたこと、二人で行った旅行で何も示し合わせてないのにお互い手紙を書いて持ってきてたこと、仲の良い幼馴染とご飯に行って連絡が遅くなり怒られたこと、良い思い出も申し訳ない思いでも全部覚えている。

寂しがりやの彼女にとって、遠距離はとても辛いものだった。泣くことも増え、僕も心配で堪らない日々が続いた。でも、彼女の性格を分かっていた(つもりの)僕は、毎月彼女に会いに行った。遠距離になってからの2年間、欠かさず会いに行った。会っている時の彼女は、とても波長があっていて、本当に自慢の彼女だった。

でも、やはり会えない時は、彼女は押しつぶされそうになり、病むことも多かった。なんとか支えたいと、毎日連絡を取り合っていた。

そんな私を見て、周囲の人はなおさら私に「自分のための時間を作らないといけないよ。」と言っていた。中には「いずれ彼女は君の人生の足枷になる。」という人もいた。

でも、私は二人でいる時の彼女を知っていた。誰にも見せないような笑顔も泣き顔も全部ではなくとも知っていた。だから、何も知らないくせになんの心配をしているのだと、私はいつも思っていた。

だから、そんなことを言われないように、どんなに彼女に時間を割いても、自分のタスクの進捗と質は落とさないと決めた。実際に、周囲から何か言われることはなくなり、私はそれを一定達成できていたと思う。

でも、それにも限界がきた。1年半が経った頃、僕はどうしても時間が足りない状況になった。更に、次回詳しく説明するが、メンタル的にやられてしまうことがあり、どうしようもなくなった。手も足も出ず絶望し、食事も満足に取れず、家から外に出られず、お風呂にも入れなくなった。

心配かけまいと、取り繕うことにも限界がきて、僕は彼女にその状況を説明した。すると彼女は、全て自分の指示に従うように僕に言った。言われるがままに行動し、少しずつ外に出れるようになり、問題と向き合えるようになった。彼女への恩で一杯になり、私のことを理解してくれていることに心から感謝した。

少し前を向けても、実際には状況は変わらず、時間だけは余裕が生まれることはなかった。彼女にそれを説明し、彼女もそれを理解してくれた。会う時間は減らしても、毎月会いに行くことや毎日の電話は欠かさず行った。

事件?発生

そんな生活の最中、どうしても予定が過密すぎて、連絡が取れない日が生まれた。事前に彼女には伝えていたし、彼女も理解してくれていたと思う。

しかし、前述のような事件?が発生した。

僕は最終的に断った側であるにも関わらず、心に大きな穴が空いた気がした。多分、本当に空いていたのだと思う。

振り返ってみて

彼女を支えているつもりだった3年間は、いつの間にか支えられていた3年間になっていた。別にこれは付き合っていた時から感じていたが、今さらに強くそれを感じる。

以前より僕は自分が大嫌いになった。

ただ、もう半年以上前のことで(その後もちょくちょく出てくるが)、彼女が今のこの気持ちの主原因ではないと思う。もしそうならば、こんなよくわからない気持ちにはなっていないからだ。

ただ、きっかけとして書くべきだと思うほどに、彼女の存在は大きかったので、まずはメンヘラ引きずりキモ男として、最初のnote生活を始めて見ることとする。

つまりこれは、自分自身の思考の整理でもあり、もし私のようによくわからない事があれば、ぜひ文字に起こすなりなんなりしてみて欲しい。意味があるかは知らないが、この状態でいる事が僕にとっていい影響は与えないと思うので、書き記して解決の糸口を探して行こうと思う。

今日はここまで。また近いうちに続きを。

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