妊婦生活 飲める水(硬度)
切迫早産で入院してから、24時間点滴をしている。
点滴の中に含まれているブドウ糖のせいなのか、やたら喉が乾く。
お腹のはりをおさえる為にも水をたくさん飲むことが推奨されているのだが、入院前ツワリのせいか水がすすまなかった私がどうなったか。
水が飲めるようになったのだ。
ただし、南アルプスの天然水限定で。
入院フロアの自販機で売っている水が南アルプス天然水だったのだが、自分でも驚くくらいするする飲めた。
入院フロアの温度があたたかめに保たれていることや、長袖の肌着にパジャマをきていたこともあって、汗をかいて必然的に喉が乾いたのもあっただろう。
ついに、水がごくごく飲めるようになった!
喜んで家族に水の差し入れを頼んだ。そうすると、2㍑の水が1ケース届けられた。
よし、水をたくさん飲むぞと思って飲むとすすまないのだ。
あんなにごくごくと後味スッキリで飲めていたのに、喉を通っていかない。無理をして飲んでも、後味がなんだか気持ち悪い。
喉は乾いてるのに、なにが違うのか。
水が違ったのだ。
家族が届けてくれた水は南アルプスの天然水じゃなかったのだ。
水の違いって何だろう?と考えた時に、ふと硬度という言葉が頭をよぎった。
もともと水を買って飲まず、家では水道水や湯冷ましを飲んでいた。場所によって水の硬度は異なる。
今回買ってきてもらった水の硬度と、家の水道水の硬度はほぼ同じ値。
それに比べて、南アルプスの天然水の硬度は異なっていた。
あとは、実証するのみである。
なんとか1ケースのみきり、次は南アルプスの天然水を指定して届けてもらった。
すると、南アルプスの天然水には甘味を少し感じするすると飲めたのだ。勿論、飲んだ後もスッキリ。冷えてるほうが、より飲みやすく感じている。
おそるべし硬度
入院フロアの自販機に南アルプスの天然水が入っててよかった。ありがとう、サントリーさん。
水がすすまない妊婦さんの中には、もしかしたら私のように、体にあった硬度の水に出会えれば飲めるようになる人がいるかもしれない。
自分の体が水の硬度に反応していることも不思議だが、妊娠中だからこそなのかもしれない。
妊娠前の体で、水の飲み比べをしてもさっぱり分からない自信はある。
つくづく妊娠って不思議だと思った。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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