妊婦生活 初期のサイン

今回は妊娠発覚後に思う私に起きた妊娠初期サインについて。

まずは眠気

前の話でもふれたが、当時は資格試験の為に勉強をしていたので、少し夜更かし気味だった。朝も主人の弁当作りがあるので、ゆっくり寝ていられない。しかも今までで一番勉強したんじゃないかというくらい取り組んでいたので、脳をとても使っていた。以上の理由から、単なる睡眠不足だと思い妊娠とは思いもしなかった。

嗅覚

もともと鼻はきくほうなので、鋭くなったとも思わなかった。ご飯の炊き上がる香りも全く平気で、たらこおにぎりや梅干しおにぎりにはまっていた。私の固定観念ではご飯の炊き上がる匂いが気持ち悪くなったら妊娠の可能性だと思っていたので、妊娠してるかもなんて思いもしなかった。

ちょっと嫌な話になるかもしれないが、トイレに入った時に前に入った人の残り香を感じてしまうことが妊娠前より増えた。いつもではないし、そうなる人は大概同じ人だったので、体調が悪かったり体臭対策に気を遣ってるのかな?くらいに思っていた。

ただ、食べ物に関しては、親にはいつにもまして犬並みの嗅覚と言われてはいた。

味覚

これは、つわりの記事で書くつもりなので、今回は触れないでおく。それまであまり好んで食べてなかったけれど無性に食べたくなったり、味はよくても食感で食べれなくなるものもあった。

頻尿

今よりは頻繁じゃないが、摂取している水分量のわりにトイレによく行きたくなっていた。ハトムギ茶やどくだみ茶を飲んでる時期だったこともあり、排出がうまくいっているんだと思い、むしろ喜んでいた。

体感温度

家では家族との体感温度の違いは結構あったのだけれども、元々冷え性気味なので夏でも厚手の腹巻をしていた。

家以外だと開放されている扉付近の席かつ空調の真下だったので、コロナのこともあり強めに空調がかけられていた。なので冷房も暖房もダイレクトアタック気味だったので、周囲と体感温度のずれは当たり前だと思っていた。

お腹

あまりピッタリした服をもともと着ない。ウェストインしたら下っ腹が目立つような体型だからだ。ただ、試着して買ったウエストゴムのワンピースが1ヶ月できつくなり着用できなくなった。食べれないわりに太ったなぁとは思っていたけれど、勉強合間にブドウ糖やグミやチョコを食べていたのでお菓子が原因かと納得していた。主人にお菓子ばっかり食べてるからお腹でてきたかもと話したら、そうかもねなんて言われてはいた。まぁ、その時期は食べれなくなっていて主食がゼリーだったりラムネだったのを主人も知っていたので、痩せなきゃとも言われなかった。とりあえず何か食べれればいいくらいの感じだった。

生理

一年くらい前から色々とあって不調気味で、周期が乱れていた。新しい環境に変わったこともあり、私の体って案外デリケートだなと思いつつも病院にいくほどのことでもないと思って、勉強に没頭していた。一昨年くらいから月経前症候群が悪化して、薬を処方されていた。その薬が残っていたので薬がなくなったら婦人科にみてもらうかくらいの心持ちだった。

総じて体のサインはでていたのだけれど、思い当たる別な理由がありすぎて妊娠だと気付けなかったのだ。

バス酔い

車酔いする体質だが、乗車時間20分くらいのバスで気持ち悪くなってしまっていた。運転手さんの運転が上手でも気持ち悪くなるのだ。空調や独特の臭い、体の疲れだと思い、いつも換気のために空けてある窓の近くに座って風をあびながら乗車していた。

何故、妊娠に気づけたのか。

きっかけは資格試験勉強が終わったからである。試験を受けて結果待ちになり、同じ資格試験勉強をしていた人と健闘をたたえて乾杯しようとなった。

相手は毎晩飲む人だし、1~2杯では終わらないだろう。少し遠方に住んでいて家事も頑張っている人なので、そうそうに飲む機会もない。せっかくなら、しっかりコロナの感染対策がしてある所で美味しいご飯とお酒を楽しみたい。どんなお店がいいか考え、そういやしばらく飲んでなかったなぁと思いだし、ふといつもより生理がきてないと気づいたのだ。

念のために検査薬を帰宅途中の薬局で買い、試したら反応がでた。どうせ反応ないだろうと2本入りを買ったのに、一発ででた。

以前妊娠したと強く思ったことがあったが、検査薬を試すと反応がなくて落胆することが何度かあった。そこから妙な期待をすることは一切やめた。反応がない前提で試すというスタンスに変わったのだ。

反応がないだろうなと見たら、発覚した妊娠の気配。戸惑いと喜びが一気に溢れたものの、婦人科で見てもらうまではぬか喜びかもしれないと思ったものである。

そこで初めて自分が資格勉強のストレスだと思っていたものが、いわゆる妊娠初期症状かもしれないと気づいた。

主人は全く妊娠だと思いもしなかったらしく、婦人科を受診し妊娠を確かめた後、報告したらしばらく放心状態になっていた。

そんなもんである。

ネットには色んな妊娠初期の記事があるが、ご飯の炊き上がりの香りのように一般的な症状でも自分にはなかったりするものも多かった。

もしかしてこれは妊娠?と思ったら記事を読んであれこれ考えるより、妊娠検査薬を試して婦人科を受診したほうが早くて気疲れしないですむ。

集合知に自分の体や体のサインが当てはまらないことだって往々にしてあるからだ。

私は勘違いしたり鈍くてサインを読み取り違えていたが、その道のプロである医者に体を診てもらうのが早くて現実的だ。

それで何もなければ落胆せず、健康体だということを喜べばいい。妊娠したいなら先生に相談して妊娠に問題ない体なのか調べてもらう機会にもなる。

初対面に近いような人でも結婚してるとなると、お子さんは?ときかれるのだけど、私には旦那にいつ中出しされて受精したの?その結果は?と聞かれているようで変な感じがしていた。

妊娠前に「まだいないんですよ」と答える時に感じていた謎の罪悪感。子どもがいないから幸せじゃないわけでもないのに、結婚=子どもを持つことが幸せという図式にはめられる息苦しさ。結婚して子どもを育てて女として一人前とされているような違和感。女性として生を受けた以上、妊娠する機能が年と共に衰えていくという現実。

「授かり物ですからね」とその場でお茶を濁し、後で喉には茶殻がへばりついてるような感覚があった。

仕事に生きたっていいし、パートナーがいなくたっていい、パートナーがいても子どもがいなくたっていい、様々な事情があるし周りがあーだこーだ言う権利なんてないのになぁと思う。

本人が幸せならそれでいい。幸せの形も人それぞれ。

私はパートナーとの間に子どもがほしかったし、パートナーもそれを望んでいたので、今回の妊娠は素直に嬉しかった。

妊娠しやすい年齢、リスクが少ない年齢の線引きがあるのは事実なので、パートナーとの間に子どもが欲しい人は早めの家族計画会議を推奨する。

血液から卵子の残り数を推測し、妊娠可能期間の目安が分かる検査キットもある。興味がある人はリンク先を読んでほしい。

男性側の状態も大切なので、一度調べてもらうのも手だ。婦人科でみてもらえるとこもあるようだが、知り合いは泌尿器科になったと言っていた。男性特有の病気のリスクがあるか調べる機会にもなる。

妊娠初期のサインとは話がずれたが、切迫早産の兆候はあるものの、無事に正期産したいと思う。

今回の話はここまで。

読んでくださり、ありがとうございました。

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