ヘルプ戦力外でした

昨日、私も介護のヘルプをはじめる話を書きましたが、毎晩交代でヘルプに行くものだと思って意気込んでいたのは私だけで、すでに数年前からお義母さんと夫とで介護を担ってきていることもあり、今さら私の出る幕がないという現実を思い知りました。

基本、お義母さんと実の息子である夫が主軸で、私は蚊帳の外。今まで積極的に参加してこなかったのだから当たり前かもしれない。それでも夫がヘルプに行けないときは私に役割が回ってくるとは思うけど、主要メンバーにはなりえず戦力外。ベンチ入りすらできてない感じ。

だからって落ち込むとか傷つくとかはぜんぜんなくて、人に頼らず(いつも子どもの世話になりたくないと言って頼らない)今まで一人で介護を担ってきたお義母さんが必要と思わなければ出る幕もないし、無理やり入り込むのも違う気がするので、そこは静観して「お義母さんの思い描く介護像」を優先。

ということで、私は戦力外なりのサポートの仕方へ方向転換することに。お義父さんに直接ヘルプできなくても、お義母さんや夫がなにか必要なものがあればそこをサポートをしよう。

夫に対しては気遣いもそうだけど、ちょっとしたこと、例えば料理を少しだけ工夫して華やかにするとか、もちろん今まで通り家事の雑務は私が担う。

夫婦としての共通認識「お義父さんの介護」が生活の中により入り込むことで、お互い助け合って生きることが当たり前、そうすることが生きる糧になるというか、お互い50を過ぎていろんな現実が見えてきたからこそ思える境地なのかなと感じる。

「介護」という側面だけ見れば一見大変にそう見えるのに、それすら生活をクリエイトすることに繋がるのかな。

直接介護する人、介護する人をサポートする人、それぞれの立ち位置でやれることをする。必然的に自分たちの生活も昨日とは違うわけだし、日々クリエイトしていくしかないもんね。

「大変だ」と思って苦しみに変えるよりも、「さあ、どう工夫していこうか?」と考えるほうがいい。そう思うと、人間、毎日生まれ変われるとも言えるんだなぁ。

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