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AnimeJapanが楽しみすぎるという話

コロナ禍になってずいぶんとWeb配信イベントが増えている今日このごろ。だからって「ああ、このミュージシャンのライブ配信あるんだ~見ようかな~」とはならず、どこか冷めている自分がいる。

ライブとはその名のとおり「生」がいいのであって、購入したチケットの決められた定点座席位置から、自分の全神経を使って感じるその場の空気感や熱、照明が落ちていよいよ始まる!という緊張感と期待。それこそがライブなんじゃん!と強く思うわけで。

ライブ映像だと自分の視点じゃなくて、スイッチャーというか演出家の視点なわけでしょ。だからどうしても気分半減するだろうと思うのよ。

いくら今年大ブレイクした大好きな藤井風くんの配信ライブがあっても、いまいち見ようと思えなかったのよね。

そんな私が、来週開催されるAnimeJapanの配信チケットをあっさり買っちゃった。実際のライブ会場でもないし画面で見るだけ。しかも、事情によりリビングのテレビは使えないので、それより小さなPCでの視聴なのにも関わらず、だよ。

おいおいどうした私。藤井風くんのライブ配信でも渋っていたくせに、この変わり様は何なんだ!?

この一年、ご多分に漏れず『鬼滅の刃』がきっかけですっかり漫画やアニメにハマってしまい、アマプラやNetflixでアニメを見まくる生活を送っているのだ。配信スタンドはありがたいよ。自分の見たいタイミングで好きなだけ見られるし、アニメの人気作がかなり配信されているので、レンタルショップに借りに行かなくても、興味のある作品にどんどんスイッチして次々と作品が見られる。

そうこうしているうちに、声優さんにも興味が湧いてくる。やっぱり声優ってすごいわー。ていうか、これだけアニメがあるとキャストが被っていたりして、ここ最近見ている作品は意図せず花江夏樹(+下野紘)か梶裕貴が出ていて、よほど声優界で引く手あまた、または鬼滅あやかり?余波?なのかなぁと関心したりして。

そんなこんなで、今ドハマリしているのが原作最終回を目の前にしているアニメ『進撃の巨人』。ファンになるには遅すぎかな。OP曲が紅白出場した頃が一番人気がピークだったかもだけど、当時は画が好みでないという理由から食わず嫌いをしてたのよね。

それがどうよ。今になってドハマリするなんて。原作も全部読むのはもちろん、Netflixでアニメもシーズン1からイッキ見したし、最終章ももちろん毎週追っかけては「作画すごい!(ひどい回もあったけど)」とか言いながら興奮して見ているわけよ。

そこから、各声優さんたちの関連作品を芋づる式に見る。石井由依関連だと『ヴァイオレット・エヴァー・ガーデン』で号泣し、神谷浩史関連だと『おそ松さん』『夏目友人帳』、『ハイキュー!』の烏野高校顧問の先生も神谷さんだったのかー!と演技の幅広さに驚き、小野大輔のエルヴィン団長と十四松のフリ幅の凄さとか、とにかくいろんな作品を見るごとに声優という演技の奥深さに感銘を受けるばかり。

YouTubeでも過去のアニメイベントものを漁って見たりするんだけど、アニメイベントって、声優がアイドルみたいにやっているなと思いつつ、「声」の持つ力って本当に惹きつけるものがあるんだなとすごくわかるのよね。

海外ドラマの吹き替えでも同じことが言えるんだけど、本当に吹き替えの声優さんたちはすごい。日本語が違和感なく外国の人の顔から言葉が発せられるんだから。おかげで字幕を見るストレスにさらされることなく、ドラマに没頭できるのでありがたくてしかたないわ。

思えば、もともと吹き替えが好きだし、声優さんのすごさは昔から気付いていたわけだから、ハマるのは必然。もちろん小学生まではアニメとか声優にハマっていたけど、中学くらいから少しライトになるからねぇ。そこから何十年かぶりの沼だよね。

アニメが好きになれば、当然、情報としてAnimeJapanにつながるわけで。

コロナがなければ、本当は東京のどこか大きい会場で大勢のファンが押し寄せるイベントだったことでしょう。地方在住の私だと、交通費や滞在費の工面や休日の取得などでとっても敷居が高かったはず。てか、普段だったらそもそも行かないで指を加えているだけで終わるの決定。

昨今の事情でオンライン開催となり、全国どこにいても1日3,800円(日曜だけ参加にした)。しかも、開催日から24時間はあとから視聴できるので、リアタイできないものはあとから見れる。

最高やん。お金がなくても体力がなくても休みが取れなくても参加できる! しかも、前から見たかった『進撃の巨人』のトークだけじゃなくライブ(アフレコ?)もありそうだし、これは見ないわけにはいかないでしょう! ヒロアカ、呪術廻戦、ホリミヤ、進撃の巨人、Dr.STONE、はたらく細胞、全部会場をヒーヒー言いながら歩き回らなくても、PCの前で切り替えながら見れるんだよー。この前のジャンプフェスタもなかなか楽しかった、あの感じよね。

ということで、AnimeJapan、ああ、楽しみ。久しぶりにわくわくしてる。53歳にしてアニメにわくわくしてもいいよね。『進撃の巨人』ステージの時間になったら、夫も巻き込んでリビングのテレビで見よう!



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