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26年後の今、エヴァと出会う

「イラッとする主人公。うぎゃー!」

突然ですが、今、53歳にしてはじめて『新世紀エヴァンゲリオン』TV版を見始め、5話まで観て思ったのが上記の言葉。なんとまぁ主人公の内向的というか中二というか(本当に年齢設定が中二だけども)、ウジウジウジウジめんどくさいー。

シンジを保護して一緒に住まわせているミサトがイラッとしてキレるシーンに共感しまくりよ。だけど、思春期の男の子を住まわせるのに、自分の洗濯物を無防備に干す神経はどうかとは思ったね。

最近、Netflixで『四月は君の嘘』とか『ホリミヤ』も見ているんだけど、これらもいろいろと過去のトラウマを持った少年が、気の強い女子によって振り回されながら成長していくパターンのアニメ。こういう主人公設定はエヴァが源流なのかと思ったわよ。綾波レイのミステリアスさも、今でいうところの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。なーんて。

順番こそ逆だけど、『シン・ゴジラ』を先に観たおかげか、ただのロボットアニメじゃなくて、シンジのおこちゃまからの成長と取り巻く人たちとの関係、政治・軍事的な策略(戦闘機なんてマニアック)がスッと入ってくる。あの当時はわからなかったけど、いろんな意味でこのアニメって大人向けだ。だって、カップルが映画館でコトに及ぶとか、加持とミサトのバックハグからのキスシーンとか、レイやアスカの谷間とか、シンジが膨張してしまったとか、やたら女子のサービスショットが多すぎ。深夜時間帯放送ならではよねぇ。EDの「この次はサービス、サービス!」ってそういう意味だったのか。

ストーリーが進むにつれて引き込まれていく不思議なアニメだなぁ。全エピソードを観たら改めて感想を書こうと思います。

ことごとくブームに何十年も遅れて観る私。リアタイできなかったとしても、こうして配信でいつでも観られるなんていい時代だよね。



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