"ネオコンの主な戦争戦術:米国の介入に反対する者に売国奴の烙印を押すこと"の翻訳文らしいぞコレ!?

えー、この記事は

このグレン・グリーンウォルドさんのサブスタックに投稿された記事の翻訳文を置いておくだけの記事でございます💦💦

いやこれ、WTMのまとめ記事の範囲で取り上げられていたのですが、自動翻訳が効いていない記事で尚且つ普段のWTMのまとめ記事で取り上げるには立ち位置が少しばかり特殊なので、付録扱いにして先に投稿しようって魂胆なんです😅💦

今回のは小難しいお話を貼り付ける系統なので、気が向いたら読むくらいでオナシャス…😭
後、テキトーに段落分けをしてますのでゆっくり読んでいって下さいね!💦

という訳で、ちょいと貼り付けますね!

主題と前文

ネオコンの主な戦争戦術:米国の介入に反対する者に売国奴の烙印を押すこと

ネオコンを更生させ、思想的リーダーとして持ち上げることで、リベラルは彼らの枠組みの中で生きている。
こうして、米国のウクライナへの関与に反対する人々は、反逆者とみなされるのである。

その1

トランプ時代の米国政治で最も奇妙だが重要な力学の一つは、ブッシュ/チェイニー軍国主義を形成した最も狂信的な戦争好きネオコンが、米国のリベラリズムで最も人気のある論客や思想的指導者になったことである。
彼らは少しも変わっていない。
いつもと同じ戦術を使い、同じ目的のために行動している。
しかし、もともと彼らの血に飢えたイデオロギーを生み出した民主党に戻った方が、彼らのアジェンダはよりよく機能すると正しく認識しているのである。

民主党がネオコンを受け入れたことに対して提示した言い訳、つまり、トランプに対抗するための一時的な便宜的連合としてそうしただけなのだが、多くの理由から間違っているのである。
この不浄な同盟は、トランプより前からあった。
2014年
--トランプがホワイトハウスへの道のりでエスカレーターを降りてくることを誰もが思い描くずっと前に--
ジャーナリストのジェイコブ・ハイルブルンは、"The Next Act of the Neocons "と題するニューヨークタイムズの論説を書いた。
「ネオコンは、ヒラリー・ローダム・クリントンとその新生大統領選挙キャンペーンと手を組み、アメリカの外交政策の運転席に戻ろうとするのだ」
と予測したが、結果的にそれは正しかった。

リベラル派が最も貪欲に消費する企業メディアは、戦争好きなネオコンで溢れている。
リベラル派は彼らの本をベストセラーリストのトップに押し上げ、バイラルなツイートを拡散し、CNNやNBCニュースとの契約やニューヨークタイムズやワシントンポストのコラムニストとして信頼性を高め、アトランティックやニューヨーカーのカバーストーリーに目眩がするほど拍手喝采している。

その2

ビル・クリストルがMSNBCに頻繁に出演するのは、そのリベラルな視聴者の間で高い人気を得ているからである。
同ネットワークで最も愛されている司会者のひとりが、ブッシュ/チェイニー・ホワイトハウスと2004年ブッシュ選挙運動の元スポークスマン、ニコル・ウォレスである。
リンカーン・プロジェクトのリック・ウィルソンとスティーブ・シュミットは、2002年にテロ戦争批判者がアルカイダの味方であると非難するコマーシャルを制作したことから、敵をクレムリンのエージェントや裏切り者と非難するトランプ時代の同様の広告に目を輝かせ、だまされやすいリベラルの寄付者から「世代を超えた富」を得るようになった。
ワシントン・ポストの最も人気のあるアモンリベラルのコラムニストの二人は、ジェニファー・ルービンと(彼とその家族にとって安全な距離から)最高の戦争擁護者マックス・ブートである。
・ジョン・ブレナン元CIA長官
・マイケル・ヘイデン元ブッシュCIA・NSA長官
・ジェームズ・クラッパー元国家情報長官
といった安全保障国家高官は、さまざまなトランプ支持者が非国民で反逆者だと延々と非難して、リベラル派のテレビスターになった。
そして、延々と続く。

しかし、今、米国のリベラル政治に最も影響力を持ち、愛されている論客は、元ブッシュ・ホワイトハウスのスピーチライターで、現在はThe AtlanticとCNNに所属するデヴィッド・フラムであろう。
同誌のカバーストーリーで、トランプは前代未聞の悪であると警告し(※)、まるでこの世代の死海写本のように語り継がれて称賛された。
(※これは、彼と他のワシントンDCのエスタブリッシュメントが犯した過去の罪をすべて免除するという便利な利点がある)
彼は頻繁にCNNやMSNBCに出演し、戦争、権威主義、愛国心に関する事柄について厳粛に語り、そこで長老政治家やアメリカの道徳的良心のように扱われる。
彼は、オレンジ色のヒトラーのユニークな悪を警告するトランプ時代の本で金儲けをした何百万人と思われる詐欺師の一人だった。
"Trumpocalypse "と彼のAmazonページは約束し、"危険への警告であると同時に今後何年も読まれ議論されるだろう改革へのガイド "であるとしている。
トランプ大統領就任当初は約30万人だったツイッターのフォロワーは、現在では100万人近くにまで急増した。
非国民や反逆者であることを非難する彼のツイートは、リベラルの間で日常的に流布している。
民主党は、デヴィッド・フラムと彼の虫のいい戦術に飽き足らない。

これらのネオコンを結びつけて、説得力のあるイデオロギーの系統を形成している多くの共通点がある。
その中でも最も有害な2つの特徴が、先月は存分に発揮された。
第一に、彼らは常に、どんな場合でも、米国が新たな戦争に巻き込まれるあらゆる機会に賛成するということである。
ネオコンを巻き込むと、彼らはなぜアメリカが他国を爆撃し侵略しなければならないか、あるいは他国を武装させ資金を提供するために新しい代理戦争に参加しなければならないかという言い訳を捏造し始めるのだ。
したがって、彼らが皆、ロシアとウクライナの潜在的な戦争にアメリカが関与することに賛成しているだけでなく、狂信的で目眩がするほどであることを指摘する必要はないだろう。

その3

ネオコンは、他人の子供が戦争で戦い死んでいくのを見ることに、目的、自尊心、興奮を覚えるのだ。
1776年、アダム・スミスは『国富論』の中で、このような頭の悪い考え方に警告を発した。

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大帝国では、首都や戦場から離れた地方に住む人々は、その多くが戦争による不便をほとんど感じず、自国の艦隊や軍隊の活躍を新聞で読むという娯楽を気楽に楽しんでいるのである。
この娯楽は、戦争のために支払う税金と、平時に支払うことに慣れている税金とのわずかな差を補うものである。
彼らは一般に、平和が訪れると不満に思う。それは、彼らの娯楽を止め、戦争がより長く続くことによる征服と国家の栄光に対する千の幻想的な希望を打ち消すからである。
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しかし、彼らを結びつけているもう一つの属性は、ネオコンが、米国を新たな戦争に巻き込もうとする彼らの企てに反対する者を、彼らが(他者を)戦わせたい悪い指導者の側にいる裏切り者として中傷することである。
フラムは、20年以上かけて完成させたこの卑劣な戦術の最も熱心な提供者である。
2003年、イラクへの侵攻と広範な対テロ戦争を提唱する演説を行ったブッシュ・ホワイトハウスを去った直後、彼はナショナル・レビュー誌に、イラク戦争に反対する右派はアメリカの敵側であると非難する記事を書いた。
"非愛国的保守派"と題するこの記事では、パット・ブキャナン、ロバート・ノバック、ジャスティン・ライモンドをはじめとする反戦派の「古保守」たちが、フラムが許容できる反対意見、すなわちアメリカがサダム政権を倒す最善の方法を疑問視することを超えて、反逆罪にまで踏み込んでいると述べている。

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反戦保守派は、代替戦略の提唱をはるかに超えてしまった。
彼らは、この国やヨーロッパの左翼やイスラム教徒の反戦運動と共通の大義名分を得ている。
彼らはテロを否定し、言い訳する。彼らは自己実現的な敗北主義を信奉している。
彼らは荒唐無稽な陰謀論を公表している。
そして彼らの中には、敵国の勝利を明確に熱望する者もいる。
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その4

こうした非国民的な保守派が犯した罪の一つは、左翼の反戦の声と一緒になることだ、とフラムは主張する。
「共通の理由。反戦保守派のウェブサイトは、ジョン・ピルガー、ロバート・フィスク、ノーム・チョムスキー、テッド・ラル、ゴア・ヴィダル、アレキサンダー・コックバーン、その他極左の反米主義者の著作を引用しリンクしている」
と、カナダ移民から超米国愛国者に転身した彼は書いている。

ブキャナン版「アメリカ・ファースト」の外交政策を非難し、そのためにニクソンの元ホワイトハウス補佐官が、フラムとネオコンの仲間たちが、主に労働者階級のアメリカの家族を戦場に送ることを切望している新しい戦争に、最も声高に反対する一人になった。
フラムはこれらの反戦保守主義者を、彼が思いつく限りの偏見、すなわち人種差別、反ヒスパニックへの嫌悪、反ユダヤ主義で有罪にしているのだ、と非難している。
この5年間、フラムがトランプにそれほど執着していない人、あるいは最近では他人の子供やアメリカの資源をロシアとの戦いに送ることにそれほど熱心でない人に対して同様の中傷をするのを聞いたことのある人なら、この長い非難声明を非常に聞き覚えがあるはずのレトリックで結んでいる。

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彼らは、新保守主義者を憎むことから始めた。
彼らは自分たちの党とこの大統領を憎むようになった。
そして最後は、自国を憎むようになった。

戦争は偉大な解明者である。
戦争は、人々にどちらかの側につくことを強いる。
古保守派は選択した。
そして、残りの私たちも選択しなければならない。
危険な時期に、彼らは自国に背を向けた。
今、私たちは彼らに背を向ける。
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その5

相手の愛国心や忠誠心を傷つけるというこの修辞的戦術は、まさに今、リベラル派がネオコンに導かれているために、アメリカのリベラリズムの主要なテーマになっている。
この基準では、トランプ時代にヒラリー・クリントン、そしてジョー・バイデンに反対した者は(右派であれ左派であれ)、間違っているどころか反逆者、つまりクレムリンのエージェントとみなされた。
バーニー・サンダース、ジル・スタイン、ウィキリークス、左派の民主党批判者、右派の民主党批判者、そして一般的には、ロシアは米国に深刻な脅威を与えていないというオバマ大統領の長年の見解に共鳴する者も含まれていました。
私は、こうした見解を述べたために、無作為のソーシャルメディア・トロールではなく、民主党やリベラルの著名メディアや政治家からクレムリンのエージェントや資産であると訴えられたことが何度もあります。

ウクライナの国境は、米国が戦争に巻き込まれるほど米国の利益にとって重要ではないと考える人に対する攻撃として、今や圧倒的に好まれているのがこれである。
米国のウクライナ参戦に最も声高に反対するメディアは、Foxニュースのタッカー・カールソンである。
(ただし、最近の常として、戦争懐疑論はローラ・イングラハムを含む多くのFox番組でも見られるが、私が最近出演してこの件を述べたCNNやMSNBCではほとんど見られない)
カールソンは、ほとんど毎晩のように、企業メディアの中で他のほとんど人が進んで尋ねない質問を投げかけている。
なぜウクライナは、人命や資源、そしてロシアとの戦争の可能性を冒してまで防衛するほど、アメリカにとって重要な利害関係があるのか?

その6

米国を新たな戦争に巻き込もうとするネオコンの最新の計画に反論した罰として、カールソンはクレムリンの手先、あるいはせいぜい口利き役として広く中傷されてきた。
「プーチンの戦争について、カールソン右派とグリーンウォルド左派のプーチン擁護者から、多くの嘘を聞くことになるだろう」
とフラムは警告し、こう付け加えた。
「米国、英国、ドイツなどのプーチン擁護派は、プーチンの戦争を他の首に掛けることを許してはならない」
元オバマ大統領関係者で、現在はニュージャージー州の民主党下院議員であり、しばしば戦争の代弁者であるトム・マリノウスキー(皮肉にも、立候補する前はヒューマンライツウォッチの幹部だった)は月曜日に、彼の事務所には彼と米国を「ロシアの側に置く」ことを要求する電話が殺到していると主張し、マリノウスキーは、カールソンがこの件で何らかの責任を負うべきだと断言している。
この反逆をほのめかす発言は、予想通りすぐにCNNに出演することになり、マリノウスキーの主張はCNNの画面上のグラフィックに変換され、フォックスのホストはアメリカの味方ではなく、その敵であることを示唆することになった。

この枠組みは、ほとんど新しいものではありません。
2018年、『ガーディアン』は次の様な見出しの記事を掲載した。
-"タッカー・カールソン、ウクライナとの紛争でロシアを応援していると発言"-
例によって、この反逆の物語を率先して推し進めたのはフラムである。
「今夜、タッカー・カールソンによって伝えられたロシアのウクライナに対する侵略の支持は、トランプ賞賛のかなり特殊な形である」
と、白髪のタフガイは当時書き、こう付け加えた。
「2016年に見当違いの投票をした多くの人々の特徴ではない」
2019年、Fox Newsを見ることを仕事にしているMedia Mattersの社員が、フラムの戦術を真似て書いた。
「タッカー・カールソンはウラジミール・プーチンを擁護し、アメリカのメディアはプーチンよりもアメリカを嫌っていると言っている」