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弘道館2「面白い大人学」を終えての感想

ちょうど1ヶ月前の10月14日(土)に、佐賀市八戸のEDAUMEで開催された「弘道館2」なるイベントに、恐れ多くも講師という立場で登壇させていただきました。

そのイベントのアーカイブ映像の確認を、と昨日11月13日の昼間にメッセージが届き、「仕事が終わってから夜に確認します」といった旨の返信をしたのだが、夜も意外といろんな出来事があって確認できなかったので、今朝早起きして確認させていただきました。

正直、イベントが終わってからこの映像を見るまで、ちゃんとイベントの内容をあまり総括できていなかったような気がしたので、一応区切りとしてnoteに今の思いを残しておこうと思います。

多忙な中、よく頑張った!

最初に自分自身を誉めさせてください!笑
このイベントの準備期間には、昼間の仕事で関係のある医療機関の移転オープンの案件を抱えており、その案件に意外と時間を取られていたし、週末はイベント出店三昧!その中でこのイベント準備を何とかこなせたと思いますし、「面白い大人学」という講師を試すようなテーマに対して、喋りはいまいちでしたが、いろんな仕掛けを盛り込めたかと思います。

仕掛け①「ガキペディア」

当日のプレゼン資料「ガキペディア」の冒頭

プレゼン資料をあえてPowerPoint等のプレゼンソフトを使わず、Wikipediaをパロった「ガキペディア」というブラウザで閲覧できるページを作成して、縦スクロールで読ませる資料を作成させていただきました。
単に見せ方の「面白さ」という点で作成した側面もありますし、今はスマホで何でもいろんな情報が出てきますが、縦スクロールで上下に行ったり来たりしながら情報を見ていくスタイルがスマートな見せ方なのでは? そんな見せ方のプレゼン資料があってもいいのでは? という提案も含めての資料でした。

それと当ページを作る事で、私自身がいろんな事をやってきた人間で、「単にあんこを作っているおっさんじゃないよ!」「WEBページの作成みたいなこともできるんだよ!」といったことをアピールできれば…という想いもあって作成させていただきました。

こんな資料を作成する構想は初期の頃からあって、事前に運営の方にネット環境を確認させていただいておりましたが、なかなか作る時間がなく、イベントの1週間前には影も形もありませんでしたが、なんとか正味2日間くらいでバタバタと作成しました。笑

仕掛け②「あんこの試食」

講師役をお受けする際にイベント運営からの依頼事項として「あんこの試食」なる要望がありました。「何かしらの試食をご準備しないといけない」とは思っておりましたが、実際に何を準備しようかを具体的に考える段階で、イベントタイトルにある「面白い大人」というテーマから、私の面白さが試されているような気がしてかなりのプレッシャーを感じました。
しかも用意する食数が「50食」!
多分私が作っていたら間違いなく前日に徹夜ですし、徹夜をしたら当日の講演に支障がでることが容易に想像できたため、運営の了解を得て江北町のHI WEEKさんに協力いただくこととしました。

HI WEEKさんにご協力いただいた「あんこチーズケーキ」

事前にHI WEEKさんと打ち合わせをさせていただき、同店のオーナーの相良さんのアイディアをベースに私からの要望やアイディアを足していった形となりました。
ケーキの上に「くまごろう」という熊の形をしたあんこ入りのお菓子を乗せていただきましたが、それに旗を持たせるようにしましたが、一枚一枚裏に私の呟きを記載しております。

  • インプットのための時間を作る

  • 「デザイン」とは「つなぐ」こと

  • Who→What→Howの順で考える

  • なるべく会って打ち合わせをする

  • 憧れの人を真似て見る

などなど全部で40枚。徒然なるままに書かせていただきました。

味についてはアーカイブ映像に美味しく食べている参加者のみなさんの笑顔が映っています。それを見ていただければ一目瞭然。大成功!といった感じでした。

人前で話すのってやっぱり苦手

自分を褒めたあとに反省点を。。
今回のイベントのように人前に担ぎ出されてお話する機会は、生まれてこの方そんなに多くはございません。そのような機会を避けて通ってきてましたが、そのツケが回ってきた…そんなイベントでした。

直前まではそんなに緊張もせず、逆に楽しみでさえありましたが、いざイベントが始まってみると、何を話そうかあらかた決めてきたはずなのに全然で。。

逆に、お話しし慣れているもう一人の講師「原田光」さんの話し方もプレッシャーで、「言おうと思ってたが言えなかったこと」とか「後で考えたらアレを話せばよかった」とか、反省点ばかり。

このような場で話を上手にできるようになるには、ある程度の場数が必要なのでしょうね。。
出店したマルシェでお客さんと会話しながら販売するのですが、最初の頃は全然会話も弾まず結構無言で対応していたような気がしますが、今回のイベントでの私の心持ちはその頃の私に近いような気がしています。
ですが、出店回数を重ねるごとに話し慣れて今ではまあまあ流暢に会話ができるようになりました。多分講演会の講師も場数を踏めば上手になるような気がしております。

まあ今回のイベントのような講演の機会はそんなに無いので、講演での話に慣れるようになるのはまだまだ先のようです。

いろんな人に出会うことができた

このイベントを通して、いろんな人に出会えました。
一緒に講師として登壇した原田さんと、密かに本番の時にライターとして取材に入られていた福地さん以外はほぼ面識ない方たちばかり。

ファシリテーターとして登壇された学生の二人、園田くん井本さん
ほんわかとして天然な園田くんと、しっかり者の井本さんの良さが本番でもいい感じでした。
今回のイベントへの参加は、この二人からピックアップいただいた事が発端で、彼らの期待に添えていたのか?を改めて聞いてみたいと思います。(まあ、優しい二人なので、厳しい事は言わないんでしょうね。。)
でもまあ、彼らの今後が楽しみです。学生の時期にこういった舞台を与えてくれる大人に巡り合い、初めてであろう事にもチャレンジして成し遂げた今回の経験が、未来にどのような足跡を残していくのかを、密かにウォッチしてみたいと思っています。

弘道館2の企画の発起人の倉成さん
今年の5月に、佐賀県庁でスポーツ関連を取り仕切る局の局長さん経由で今回のお話をいただき、その数日後に佐賀市内のワインバーで「初めまして」でお会いしたのだが、その場に先の局長さんをはじめとした佐賀のお偉いさんに取り囲まれる中、熱心に弘道館2への私の出演の口説きにかかるも、私が「No!」で返すやり取りを繰り返し、結局周りのお偉いさん達の圧に屈して引き受けることになったやり取りは多分忘れることは無いでしょう。
それから、本番終了まで主にファシリテーターの二人のサポートという形で、あまり直接的な交流はなかったのですが、頭の良さや判断の速さが随所ににじみ出るすごい人だと感じました。いつか一緒に何かできたら楽しそう!

事務仕事で汗をかいていた青木さん
弘道館2の縁の下の力持ちといった役回りの方で、本番に向けたいろんな確認事項でお世話になりました。今回は演者が多かったですし、10.14の「面白い大人学」の直前の9.24に「育成学」が開催されていて、色々と調整が大変だったかとも思うが、会場内のネット環境を確認いただいたり、試食用のあんこケーキの持ち込みや保管方法で現場との間に入って色々と調整をいただきました。
こういう人が立ち回るからちゃんとイベントが円滑に回るのだと感じました。

本番の撮影や動画配信のスタッフも初めての人たちばかりでした。
今までこういった映像系の仕事と疎遠だったからかもしれませんが、何人ものスタッフが連携して立ち回られる様を見れたのも貴重な体験でした。
で、その中のお一人がよなよなあん工房のお店の隣にあるスタジオ兼事務所で、映像や印刷等のクリエイティブワークをされている村上さん。何度か遠巻きにお会いしたことはあったのですが、ちゃんとお話ししたのは初めてでした。打ち上げでも隣同士でかなり打ち解けた感じではありましたが、あれから1ヶ月。まだ何も接触はありません。。お互い不規則な仕事環境で、気を使いあってる感じでしょうか…。いつか勇気を出してお隣にお邪魔したいと思ってます。

あと「出会い」といえば、一緒に登壇された原田さん
彼とは基山で開催されたイベントで最初にお会いし、モルックというマイナースポーツを教えてもらったのが最初で、彼の主催する映画のイベントに参加したり、鳥栖で開催のイベントにあんこ屋として出店依頼をいただくも別件がありお断りする…など、いくつかの接点があり、今回「初めまして!」ではありませんでしたが、ちゃんと深く関わらせていただいたのは今回が初めて。。
「遊び学者」なる肩書で、イベントの企画・運営や、講師としての講演活動、リノベーションした物件のカフェやコワーキングスペースとして活用など、いろんな活動をされている。「遊び学者」の形を模索し実行する創造者だと思う。
普段からすごく明るくポジティブで、本番のしゃべりも本当にタメになるいい話でしたが、その準備段階で私がネガティブの沼にハマっている時に相談相手になってもらって悩みを聞いてもらったりと、今回のイベントですごくお世話になりました。
今回のような「講演」系のイベントでの経験が豊富で、話し方や壇上での立ち回り方、スライドの使い方など、すごく勉強になりました。

総じて、お受けして良かった…かな

50歳を過ぎて、自身の得意不得意も十分理解している中、そろそろやりたく無い事はやらない選択肢もあったかと思います。最初お断りし続けた時はそんな想いもありました。
しかし、本件をお受けすることとなり、新たなことにチャレンジすることとなり、イベントの出来についてはいろんな課題がありましたが、そこで色んな方との出会いがあり、次の楽しいワクワクにつながりそうな匂いがしているので、総じて「良かった」という評価かなぁ。

当イベントのアーカイブ動画→(現在未公開 このあたりにリンクを貼ります)



今、11月15日。
このnoteを書き始めてから2日目となりましたが、今夜、今回の演者である学生のお二人と原田さんと私の4人で、鳥栖のお店で打上げをする予定です。

イベント当日の夜にも、今回の関係者全員で打ち上げは開催されたのですが、私は翌日のイベント出店の準備やら借り物の返却やらでバタバタしてて大遅刻での途中参加でした。そんな事もあり、なんか消化不良な気がして3人に声をかけたら快諾いただき、、でも終わってすぐの日取りでの調整がつかず、本日実施の運びとなりました。

今日が新たなワクワクの出発点だと嬉しいなぁ、、^_^;

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