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マッチングアプリお会計時の攻防〜奢られたくない私編〜

私はデートで奢られるのが苦手だ。
対等じゃないと感じるから。
美味しいご飯や面白い映画には自分でお金を払うし、それぐらいのお金はある。赤の他人のあなたに払ってもらう必要はない、と思ってしまう。
そんな私がマッチングアプリをしていた時のお会計葛藤記録。

1人目:2歳年上男性

カフェで洋食ランチをした。食後、トイレで手を洗っている時にある不安がよぎる。
もしかして席に戻ったらお会計を済ませている可能性があるのでは…?最悪だ、トイレに行くタイミングを間違えた。その可能性があると分かっていて気づいていないフリをするのも恥ずかしい。

トイレから戻ると、案の定そのまま店を出ようとする男性。
私「お会計は…?」
男「大丈夫ー」
私「えっ」
店を出る。うまく笑えない。
ご馳走様です、と言いながら苦笑いしかできなかった。

2人目:1歳年上男性

スパイスカレー屋で晩ご飯。
今日はこの前みたいな事にはさせないぞ!と意気込み、食事前にトイレに行った。
これでお会計が済んでいるなんて事は起きない。
そして運命のお会計。
店員「お会計別々にされますか?」
男「はい。」
おおっ!全く奢る気がなく堂々と割り勘だ!なんて気が楽なんだろう。うまく笑えた。

3人目:2歳年上男性

カフェで洋食ランチ。今回も食後にトイレには行かず、万全の状態でお会計に挑む。
店員「○円です。」
私はすばやくお札を置いた。
だがしかし、男性は「いいよ。」と言って私が出したお札を返してきた。
うまく笑えない。負けずに差し出せば良かったのかもしれないが、店員を待たせて男女のやり取りをするのも嫌だ。結局苦笑いの私がまた誕生した。

ご馳走様です!と笑顔で言える方が良いだろうし、自分が男性だったら割り勘にはできないだろうなとも思う。
そう分かっていても、何の上下関係も無い人にお金を出して貰うのは申し訳ないし、対等ではなく感じる。
結局は、そこの価値観が合う人か、違っていても話し合える人と仲良くなるのだろう。

上司や先輩からの奢り、漢気ジャンケンで負けた友達からの奢りなどは随時受付中です。よろしくお願いします。

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