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インド人と結婚して大変なこと(結婚3年目)

約2年前にアップしたこちらの記事が、私のAmebaブログでは今でもダントツで読まれています。そこで、この続編を今回は書きます!

noteには分かりやすく再構成してマガジンにまとめました。過去記事をまだご覧になっていない方は、チェックしてみてください。


それでは恒例の(?)インド人と結婚して大変なことシリーズ、今回は結婚3年目・現在の更新版を書きます。笑
もう結婚記念日も過ぎちゃったのですが、約1年ぶりの更新です。結婚1年目と2年目に書いたこと以外の内容になりますが、結婚3年目には妊娠出産があったため子供の内容が増えてます。結婚後もどんどん状況は変わりますよね〜!

こちらは特にインド人とお付き合いしている方、インド人と結婚を考えている方、そしてインド人との結婚に興味がある方の参考になるかなと思います。

インド人と結婚して大変なこと(結婚3年目)

今までと同様に5位から1位までをカウントダウン形式で紹介していきます。あくまでも私ひとりの個人的な見解なので、当てはまる人もいればそうでない人もいるかもしれません。でも共感する人は多いのではないかと思いますYO!!

5位:お土産の価値観が違う

結婚前から夫と一緒に旅行に行っていましたが、最近気づいたこと。お土産の感覚が違う…!どういうことかというと、日本人の私の感覚では旅先で自分用・職場用・家族用・友達用など、いろんなお土産を買うのは普通によくやること。でもインド人の夫からすると、なぜそんなに多くのお土産を買うのか理解できない、そんなに買う必要ない!と言うのです。
まぁ私も元々そんなにお土産を爆買いするタイプではないのですが、海外やあまり行けない場所に行った時は珍しい物がたくさんあるのでお土産が欲しくなるんですよね。そんなに高価な物じゃなくても良くて、例えばリップやアロマオイル、文房具やポスター、お菓子など。数千円もあれば買えてしまう物です。
この価値観の違いがあらわになったのは、2020年1月〜2月に行ったオーストラリア・シンガポール・インド・タイ旅行のとき。いろんな場所でお土産を買おうとする私に対して夫が毎回チクチク言ってきたので、一度大きなケンカもしました。笑

↓オーストラリア旅行中

私の言い分は「せっかくオーストラリアまで行ってるんだからさ、オーガニックのヘアケアやスキンケア商品とか、コーヒーとか、いろいろ欲しいじゃん!家族にも買っていってあげたいし、なぜダメなの??」
夫からは「お土産を買うのを義務化する必要はない。そんなに買って荷物になるし、実際そんなにあげる人はいない」みたいなことを言ってた記憶?(怒っているのもあり、記憶が定かではない笑)
次の旅行では、お互いのお土産予算を予め決めておいて何を買うかまでは口出ししない、というルールを実行するつもり。これで解決するといいんだけど。こんな細かいこと?って思うかもしれませんが、旅行中にこういうことがあると地味にストレスです。そして、最近同じように日印夫婦の奥さま(インド人嫁)と話してたら、彼らの夫婦も同じことを話したことがあるとか!日印だとお土産の価値観が違うのかも…と思った瞬間でした。笑

4位:子供の離乳食


いや〜、これはたぶんみんな予想できると思いますがね…子供が生まれて5・6ヶ月頃になると離乳食が始まるんですよ。それでどうやって作るかとか、レシピとか色々調べるんだけどさ、日本式の離乳食作るだけでも大変なのに、インド式はもっと難しい!!私の場合、普段からそんなにインド料理を作っていないのもあるかもしれないけど、インド料理って時間かかるし切ったり潰したりの工程も多いんだよね…実は、娘にはまだ全然インド料理をあげられてなくて。本当は色々と食べさせたいなぁと思っているんだけど、どうやって作るのか分からないのと、マサラ(スパイス)を入れ過ぎたらどうしようとか心配になるので。夫にキッチュリー作ろうよ、と毎回言ってるのに全然作ろうとしていない…汗
夫はたまにマサラボックス(スパイスが入っている調味料箱)を持ってきて、私が作った日本式の離乳食にマサラをふりかけて食べさせてます。辛いチリパウダーとかも普通にあげてて、私から見てるとそれ大丈夫??ってちょっと不安になるけど、あまりワァワァ騒ぐのは良くないと思い、黙って見守っています。笑
でも、一度だけ本当にやめて!となった事があります。それははちみつを与えること。日本では1歳未満の乳児にはちみつを与えるとボツリヌス菌の影響で食中毒?みたいな症状になることがあるので、絶対に与えないで下さい、とはちみつのパッケージなどには必ず書いてあります。しかし、インドでは乳児のお腹の調子が悪いときなどにはちみつを与えるんだとか。えっ、、それだけはやめてほしい!と私はお願いして、しっかりと理由を説明したら、夫も理解してやめてくれました。
文化習慣の違いはどこの国同士でもありますが、子供の離乳食問題は子供の健康と毎日の生活に関わることなので、毎回対処するのが大変です。。

3位:子供の国籍はどちらかの国に限定される


これは子供を出産するまで知らなかったこと。国際結婚をして両親二人が違う国の国籍の場合、生まれた子供の国籍はどうなるのか?これは国によって違います。
日本とインドの場合は、基本的には生まれた国の国籍を取得することになり、生まれていない国(片方の親の国)に変更したい場合は、出生後に手続きをする必要があります。どちらか1か国の国籍しか取得することができず、成人するまでの国籍保留はできません。昔は二重国籍を取って、子供は日本とインド両方の国籍を成人するまで持つことができた(成人する時にどちらの国籍にするか選べた)らしいんだけど、今はそれはできないそうです。インド大使館にも問い合わせて話を聞いたところ、これは確実な内容だと分かりました。
それまでは、成人するまでは国籍保留で二重国籍にできるんじゃないかと勝手に思っていたんだけど、日印夫婦の場合はできません。。これは子供の将来にも影響することなので、できれば選べたらよかったな。
こういう国籍の話も、日印夫婦に限らず国際結婚した方々は必ずぶち当たる問題ですよね。グローバルな社会になってきているとはいえ、日本の場合は夫婦別姓の問題などまだまだ議論が進んでいないことも多いなと感じています。ちなみにインドも同様で、全世界で選択的夫婦別姓が認められていない国は日本とインドだけなのだそうです。この前ニュースで見て驚きました。

2位:子供の言語


これも国際結婚をした方々は必ず考えることだと思いますが…子供の言語問題。私たち日印夫婦の場合は、最大で4か国語が家庭の中で話されます。

夫:グジャラート語・ヒンディー語・英語・日本語
私:日本語・英語

今のところ日本で暮らしているので、私の母国語でもある日本語は必須。夫から娘には英語で話しかけているので英語も必要。今後どこに住むかまだ分からないので、世界的に使われている英語は習得した方が良さそうという判断です。しかし、夫の家族と会話をするときにはグジャラート語かヒンディー語が必要になってきます。英語が話せないお義母さんと話せるようになるためには、やっぱりヒンディー語も習得した方がいいのかなぁ。幸運なことに、グジャラート語とヒンディー語は似ているそうで、どちらか話すことができれば、もう一方の言語も大体言ってることは分かるらしいです!(インドは州によって言語が異なり、それぞれの言語は全然違う発音や文法です。インド国の共通語はヒンディー語または英語)
となると、娘は3か国語を習得する必要があり…親としてどんな教育をしていこうか迷うところです。まだ特別に何かを実践している訳ではないのですが、これから少しずつ調べて実践していこうと思っています。自分自身も、語学はしっかり学びたい!娘と一緒に学んでいこうと考えています。

1位:出産後は夫の家族と過ごす


これは、出産経験のあるインド人嫁たちと話すとよく出てくる話題のひとつ!妊娠するまでよく知らなかったのですが、インドでは出産後すぐのときから夫の家族と同居して子供と母親のお世話をしてもらうそうです。日本ではよくある、母親の実家に帰省して出産する「里帰り出産」もインドでは一般的ではありません。夫の家族との同居が基本です。
経験者の方々に話を聞いていると、それが日本人からすると結構大変なんだとか。産後すぐの時は睡眠不足・体力低下・思考能力の低下…とにかく母親はめちゃくちゃ疲れています。そんな時に義理の両親や家族と同居するのは気が滅入ってしまうこともあるんだとか。もちろん赤ちゃんのお世話をしてもらえるのはありがたいと思うけど、我が家の場合は私とお義母さんの共通語がなく、夫がいないときにどうやってコミュニケーションとればいいのか…と不安に思っていました。しかも、日印で赤ちゃんのお世話のやり方や、上記で書いたような離乳食の食材など、育児方法が全然違うこともあります。今まではなんとかなっていたけど、言語問題や文化習慣の違いがある中で、生まれて間もない赤ちゃんと義理の家族との生活はどうなるんだろう…と私も正直不安に思っていました。しかし、コロナ禍でインドのお義母さんたちは日本に入国できず、未だに会えていません。不安に思っていたことは結局は実現しなかったけど、コロナがなかったらおそらくお義母さんが来日してくれていたと思います。もちろん来てくれて嬉しい気持ちもありますが、これまで2回の同居を経験しているので、同居の大変さも知っていて…複雑な気持ちでした。
でも、今は出来るだけ早く義理の家族たちにも娘を会わせてあげたいという想いが強いです。特にお義母さんはずっと孫娘に会いたがっていて、毎日のようにビデオコールをしています。早く会えますように。
今年1月に出産を経験してみて、産後は東京でのワンオペ育児も大変だし、義理の家族との同居も大変だし、なんだかんだどちらを選んでもそれなりに大変さはあるんだろうなと思っています。どちらかの家族に頼れる状況があればそれはありがたいよね。うちの場合は私の実家も遠いのと、コロナ禍で帰省できずにいたので、結局は夫婦二人で育児を乗り切ってます。夫婦二人でもなんとかなってはいるけど、誰かのお手伝いがあったらやっぱり助かるよね。まだまだ育児は苦戦中です…!

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ここ1年ほどは育児中であまりブログ更新ができていない状況ですが、インスタをよく更新してますのでもしよければそちらも覗いてみてください♡

それではまた、See you〜!

このnoteが参考になりますように。 記事のご意見やご感想などがあればぜひ教えてくださいね。